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水上機のフロートの材質は何ですか、また中身は空気なんでしょうか。映画6デイズ7ナイツで、セスナに旧日本軍水上機のフロートを付けて飛び立っていました。すごい浮力の秘密は何か知りたいです。
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- 基本的に機体と同様の構造で、金属モノコックが普通ですが、古い機体では木製も当然ありますし、ヘリ用にはスキッドにゴム製の袋を取り付けて、使用時だけ膨らますものもあります。中身は空洞ですが、浸水防止のために内部を区画してあることが多いです。また、長距離飛行をする機体では当然燃料タンクを収納しますし、シュナイダートロフィーの機体の中には、プロペラトルクに対抗するため、片方だけ燃料を入れたものもあります。なお、「すごい浮力」はありません(同容積の船と比べれば浮力は同じ→アルキメデスの原理)。飛行機が「すごく軽い」のだと考えてください。
- お節介な補足をすると、物が水に浮くのは水より軽いからです。フロート付きの飛行機の重さは、フロートの水に沈んでいる部分と同じ体積の水と同じです。
- ↑↑軽く補遺。水上機のフロートや飛行艇の艇体でも「排水量」という言葉を使うのでした。「容積」ではちょっと不正確でした^ ^;。
- 上記、MC-72のフロートは燃料タンク兼ラジエタ―兼オイルクーラーで、空気抵抗を減らすため小さく,、水上にいる時はフロートがほとんど水没していたそうですね。
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