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2式単戦「鍾馗」の3型(ハ−145 2000馬力に換装して翼面積19m2に増大した型)は数機試作されて飛行試験もしたようですが、写真や記録(最大速度とか・・)は残っていないのでしょうか?
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- (追記)発動機ですが「丸メカ」や他の本でも「ハ−145」と記述されていますが、これ「誉」の事ですよね?(ここの資料データーベースでも「誉10?」となってますが)、「誉」搭載だと時期的に疾風の試作時期とかなりかぶる筈ですが、あまりに見事に実機の記録が無いのでホントに存在したのか少々疑問に思ってます。
- これは、百式重爆の3型と同様、図面も写真もまったく世に出ておりません。ちなみに、防衛庁の戦史資料室や国会図書館でもまだ見たありません。なみに開発時期はご指摘の通り、キ84と完全にかぶってるようです。(胃袋3分の1)
- kore
- これどうもガセっぽいと思う。3型の計画案とその発展型の4式戦がごっちゃになってたりして。常識で考えて4式戦と平行してそんなものを進めるはずがないっす。
- 2000馬力の19m3というと、疾風の試作機を誤認している可能性がありますねぇ。中島の飛行機はデザインに共通したところがあって紛らわしいですし。
- 私は実在説。18年6月1号機完成、12月実用審査完了、重量2.886kg、武装によるサブタイプ等妙に(出所は知りませんが)データがあるし、同じくハ145搭載の隼W型計画を始め、航空本部の指示としては一貫性があると考えています。BUN
- (設問者)ご意見ありがとうございます。私も疾風の試作1号機は「誉で4枚ペラで主翼面積19m2」で鍾馗3型の特徴と一致するので「こいつが混同されているのでは?」と疑うのですが実在の可能性もあるのですね。(ミリタリーエアクラフトあたりで写真発掘してくれないだろうか・・・)
- (再度、質問者)キ44三型が実在する証拠を別冊航空情報「知られざる軍用機開発(下巻)」の中で見つけました。キ87高々度戦闘機に関する座談会の中で、話が前作のキ84やキ44に及んだ時「よかったキ44改造機」と題して中島飛行機陸軍関係テストパイロットの吉沢鶴寿氏が「・・・キ44の3型で、翼や尾部を伸ばしたりしてテストしましたが、だいぶよくなりましたよ。」と述懐しています(P128)。この座談会には小山技師や三鷹研究所の部課長の方々が出席しており、キ84の1号機とキ44三型を混同する事は無いと思います。この発言でキ44三型は実在するものと確信しました。
- え、今読んでたんですよ。この座談会陸軍戦闘機が胴体タンクを積極採用しない理由など、興味深い内容があって必読だなあ、と。読み落とすもんだな。もう、寝るか・・・。BUN
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