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第1次大戦中の航空機に使用されていた回転エンジン(シャフトを固定して、エンジンとプロペラが回る)。誰が最初に考えたんでしょう?
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- 手許資料(和洋とりまぜ3冊)によると、1889年にオーストリアのハーグレーヴが据置き型の外燃機関用(圧縮空気?蒸気?)に試作したのが始まりで、内燃機関としては1894年にハンガリーのバルツァーが作ったのが最初とされています(ただし、彼がアメリカのラングレーのために作った「飛行機用」エンジンは水冷星型固定式5気筒。)。当初は車両用として使われていましたが(バイクもあるらしい!見てみたいぞ。)、1909年にフランスはグノム(ノームとも読む)社のセクィンが航空用に改良を加えたものが、ボアザン複葉機やブレリオXI量産型に採用されて一気に普及しました。(Schump)
- ありがとうございましたm(__)m。しかし、回転エンジン搭載のバイク、私も見てみたい(質問者)
- そういえば、回転式空冷エンジンがエンジンごと回転するのは、冷却のためというのが通説ですが、むしろ、当時の制作技術では各シリンダーの排気量(!)、点火時期等にばらつきがあって回転むらが出るため、エンジン自らフライホイールとなって強引にこれを抑えるという方が大きかったようです。(Schump)
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