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「誉」発動機の出力が額面を大幅に割り込んでいたとの話はよく聞きますが、雷電や五式戦の「火星」や「金星」は普通のガソリン(91オクタン)を入れて普通に整備してやれば、額面どうりの出力をちゃんと出せたのでしょうか?
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- この辺の話題は以前の質問にも詳しく回答があります。私説としては「馬力は排気量相応」と思っています。誉は金星より少し大きい程度の排気量で二千馬力を狙った軍用としては異質なハイチューンエンジンなのです。排気量の大きなエンジンは日本製でも相応の馬力を発揮していたと思われます。BUN
- そうです。誉はハイチューンで2000馬力を稼ぎ出すエンジンです。ところで排気量は直接的には出力ではなくトルクにかかってくるのだと思ってましたが。トルク×回転数が出力ですから・・・。(SADA)
- ↑回転数もトルクも同時代の同程度の技術なら似たようなものになるので、排気量=出力で考えても良いとは思います/SUDO
- うろ覚えですが、誉を積んだ烈風の性能が低かったのを不審に思った堀越氏が調査した所、栄や金星、火星を積んだ実用機でも1割程度カタログ値より劣っていたというのを読んだことがあります。燃料の問題だけではなかったはずです(EOS)
- 大雑把な見方ですが、当時のエンジンは各国ともリッター当たり50馬力がトラブル無く発揮できる馬力だったと考えて良いと思います。これを超える誉と、下回るハ43ということで、烈風が同じ2000馬力エンジンを換装することで性能向上できた理由が納得できると思います。BUN
- シリンダー容積1リットルあたり50馬力の線がボーダーラインという説は賛成です。ただしハ43は50馬力以上で誉10型より上だったはずです(EOS)
- と書いたけど誉21型とはやはり差がありますね。ハ43は、2070hp/41.60リットルで計算しても50は越えない(EOS)
- でしょう(嬉)。 ですからハ43の2200馬力と言うデータは眉唾だなあ、となる訳です。BUN
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