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Fw190の元搭乗員が書いた小説の中で「エンジンは新鮮な燃料によって冷却される。オーバーヒートを避けるため降下時にスロットルを絞ってならない。」とありましたが、実際、そのようなものなのでしょうか。
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- 今の自動車でもそうなんですが、燃料の気化熱で冷却するってのが有ります、下手にスロットルを絞ると燃焼室の温度が上がる可能性は有りますね/SUDO
- 新鮮な燃料ということは、精製したばかりの燃料なので揮発成分が多くそういうことになるのでしょう。(Takky)
- そんな・・。気の抜けた燃料じゃ燃えませんよ。
- 1930年代のエアレーサーでは、まだ90オクタン内外の燃料しか使えなかったこともあり、全速運転時には混合気を極端に濃くして燃料自体の気化熱でノッキングを防いでいたため、レース中は余分のガソリンが不完全燃焼を起こしたための黒煙を吹きながら飛んでいたそうです。また、疾風等で戦後にアメリカの高オクタン価ガソリンで飛ばしたら航続距離が延びたのは、この「冷却のための余計なガソリン」がいらなかったせいとも思われます。(Schump)
- それは現代のターボ車にもある燃料冷却ということですか?
- ↑そういう意味合いもあります。大戦末期に登場した水メタノール噴射というのも、燃料冷却による余分な燃料消費を避けるという意味もありました(EOS)
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