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フォッケウルフTa-152H-1は、実験飛行(パイロットはクルト・タンク)の時に、P-51ムスタングと遭遇した時、ムスタングを軽く追い払ったというのは本当の話ですか?
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- 正確には「軽く追い払った」では無く「軽く引き離した」です。ご本人の回想録を直接読んだ訳ではないので航空記事の受け売りですが、タンク氏自ら試験飛行中にP-51と遭遇、戦闘は無理なのでMW50パワーブーストを効かせて(GM-1だっけな?)、追尾するP-51をみるみる引き離した・・・様な表現が通説となってます(伝説かな^^?)
- (続)従って、戦闘をやって追い払った訳ではないです。(通説はこんな所だと思うのですが、異説や真相をご存じの方います?)
- モデルアート臨時増刊No.336「フォッケウルフ190D&Ta152」P59によると、“P-51D4機に遭遇し追尾されたが、MW50を作動させるとグングン引き離した”そうです。ちなみに機体はH-0であると書かれています。
- その話、MW50を作動させないとP51Dより遅い、ということですよね。
- 遅いかどうかはわからないですね。低速で巡航していた場合、高速の敵に迫られたら、10や20q/hぐらい優速でも加速しているうちに追いつかれるでしょう。MW50を使えば急な加速ができたと思います(胃袋3分の1)
- MW50というのはメタノール、ウオーター、50%ということですが、こうした水噴射装置はそんなに顕著に加速性能を向上できるようなものなのでしょうか?
- この場合の出力増大は、過給器の余力か、エンジンと燃料とメタノールから来る最大許容過給圧の、どちらか低い方までは、増加させられます。もし件のハナシが本当なら、そのぐらいの加速が出来たと言うことなのでしょう/SUDO
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