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戦闘機より遅い偵察機とは一体なんでしょう(彩雲VSP51)。速度が×なら他にどんな長所があったのでしょう。偵察機はどの戦闘機よりも速いことに意味があるのでは?(SR71みたいに))
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- 長い距離が飛べる、高い高度が飛べる、レーダーに映らない、いくらでも存在意義はありますよ。
- 高高度から侵入する偵察機に対して迎撃側は常に下から上昇する過程を踏むわけで、必ずしも最大速度が優っていれば捕捉できる訳ではありません。100式司偵も「頭さえ上げていれば捕まらなかった」との回想もあります。
- スピードの遅い(超音速でない)偵察機の代表例としてU2が上げられるでしょう。高高度を飛ぶジェットエンジンつきグライダーといった機体で、60年代、ソ連や中国上空で高高度からの写真偵察を行っていましたが、SA2対空ミサイルで撃墜されてパイロットが捕らえられ米ソの外交問題になったことは有名です。このため、U2の後継機としてSR71が作られたわけです。(アリエフ)
- 蛇足ですが、米軍機と日本軍機は最大速度カタログデータの計測条件が違います。誉が快調なら、彩雲は実戦状態でも609km/h出せますが、P-51Dの場合実戦状態なら最高速は恐らく650km/h前後でしょう(よしの)
- ↑あと、最大速度は高度との兼ね合いもあるので一慨には言えません。とはいえ、彩雲はF6Fなら振り切れたでしょうが、P-51相手には苦戦したことでしょう(よしの)
- あとは追いつくのに時間がかかれば、燃料が無くなるとかも有ります。追跡は1.5倍優速が望ましいと言うのが一般的です/SUDO
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