質問者です動揺して文が変になりました。すみません。質問はライセンス生産のＦ−１５も性能落ちで生産されているのでしょうか？又、落とされているとしたら何処をどの位落としているのでしょうか？

F-15Jの場合はTEWS（電子戦装置）が供与されなかった事を除けば米軍の同時期のF-15Cと同じです。ただ米軍がＭＳＩＰで順次グレードアップしているのには付いていけてません。日本でも独自に改良はされていますが、内容にはだいぶ差があります(EOS)

米軍がTEWSを供与しなかった理由は、電子戦装置はトップシークレットにあたる為と、邀撃機には必要ないはずだからという理由があるようです。しかし日本側が独自の電子戦装置（J/ALQ-8、J/APR-4、J/APQ-1）からなる独自の電子戦装置を開発する事を知った後で、今度はAN/ALQ-135等からなるTEWSを格安で供与する事を申し出ていまが、今度は日本側が拒否しています。日本の電子戦システムは世界的に一般的なSAM、AAAを対象にした空対地だけでなく空対空の能力も重視しているのが特徴です。ちなみにＣとＪの外形的な差は電子戦関係のアンテナ

だけで、Ｃが垂直尾翼の片方（どっちだっけ？写真見ればいいのだが）と機首下面にアンテナを持つのに対して、Ｊは機首下面と空気取り入れ口下面にアンテナをを持ちます(EOS)

アメリカがTEWSの供与を申し出てきた理由は、日本が独自の電子戦技術を開発するのを嫌った為と言われていますが、うがった見方をすれば米軍の戦略の変化に理由がある可能性もあります。どういう事かというと、それまで米軍は「ソ連軍日本侵攻」とかいったシナリオを「意味不明」とバカにしていた傾向が強かったのですが、SLBM原潜制圧の為のオホーツク侵攻という米側のシナリオが出来上がると、オホーツクに面する唯一の西側領土である北海道から発進するF-15Jに、三沢のF-16Cのエスコート任務を期待したはずだからです(EOS)

↑は酔っぱらいの思いつきの怪説。時期が合わないかもしれない(EOS)