「どれくらい」というのは「能力がどれくらいか？」ということですか？そうだとすると、相当難しい質問ですね…(N)

こういきさつなんですが。メディアでソ連機の電子装備の能力はよく語られんですが、ヨーロッパ機の能力はあまり語られないので、レーダーの能力、電子妨害能力、対電子妨害能力なんかをアメリカ・ソ連機と比べてどうなのかを知りたいのですが。

ソ連／ロシア機の電子戦能力というのは、それほど具体的にメディアで語られているのですか？よろしかったら、そちらの方をお教え願いたいのですが…(N)

「メディアでソ連機の電子装備の能力はよく語られんですが」と書いたのは、ソ連機はメディアで「どれくらいの性能なんだ？」とか「アメリカ機に比べ劣るのか？」とか色々なメディアで騒がれているのに対してヨーロッパ機はあまり性能比較とか議論されてないような気がするのですが？

↑の意見＋湾岸戦争でイギリスのトーネードＩＤＳはアメリカ機のような遠距離や高空からのピンポイント攻撃ができず、低空から進入しイラク軍の陣地を攻撃したそうで、結構被害があったそうです。

EF2000の場合、FCSはECR-90と呼ばれる物でイギリスのGECマルコーニ社が中心になって開発されています。シーハリアー用のブルービクセンから発達したものですが現代としては標準的な機能を持つパルスドップラー式のレーダーＦＣＳという事ぐらいしかわかりません。その他IRSTや電子光学ポッドも装備されます。電子戦装置はDASSと呼ばれる物で、RWR、LWR（レーザー警戒装置）、MAW（ミサイル接近警戒装置）、曳航式のレーダーデコイ等からなります。

ただしこの辺は参加国によってスタンスが異なり、ドイツはDASSではなく国産のシステム、LWRはイギリスのみとなっているようです。

ＬＷＲや曳航式デコイというのが飛行機としては目新しいですね。ＭＡＷというのは空自のＡＰＱ―１みたいな物なのでしょうか（一種のルックバックレーダー？）。(N)

ついでに現代の戦闘機についての情報なら、http://www.sci.fi/~fta/fighter.htm　からのリンクを(EOS)