現在の兵器に搭載しているレーダーは、ほとんどアクティブレーダーです。よって、相手のレーダーと同じ周波数で発信しない限り、まず補足されることはありません。

セミアクティヴ・レーダーホーミングや、電波指令誘導の兵器は使い難いだろうけど、アクティヴ・レーダーホーミングなら、まぁ、使えるのでは。(N)

電波の逆探知では相手の「存在」とおよその方角が分かるだけで，FCSレーダーに捕捉されない限り攻撃を受ける心配はありませんから，必要ならステルス機もレーダーを使うのでは?（必要なときに限るでしょうが）トム・クランシーの日米開戦では空自のF-15がF-22にロックオンされながら相手を捕捉できず，むなしく撃墜されていますが。またアクティブ・レーダー使用の兵器でも，最初に敵を照準する際は機上レーダーを使う必要があります（発射後は必要なくなりますが）。

基本的にはステルス機は自分から電波を発射する事は最小限に抑えますがゼロではありません。F-22のレーダーＦＣＳは詳しくは忘れましたが、絶えず使用周波数を変更して相手から逆探知されるのを防ぎ、ロックオンされている事も気が付かせない能力があるそうです。詳しくは下の人が書いているのと同じトム・クランシーの「戦闘航空団解剖」とかいう本に書かれています。この本勉強になりますよ。

F-22は暗号化デジタル・データリンク・システムを持っており、後方に展開したハンター機のレーダー情報が前方のキラー機にで送られ、キラー機は全く電波を出さずに相手をロックオンできるという恐ろしい機能まで持っているそうです。(ささき)