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169 プロペラの円周速度が音速を超える際、障害が起きて困ったと、当時航空整備士をやっていたお祖父さんが言ってましたが、理由をご存知の方、教えてください

  1. 超音速に近い状態で物体が飛ぶと、空気がはがれて真空状態になることがあります。プロペラの先端部が超音速に近づくと、気流がはがれ、真空状態の中を回る、つまりプロペラとしての意味をなさなくなります。ですから障害とはプロペラ効率が落ちる、と言うことでしょうか。でも通常のプロペラが音速を超えることはないと思いますが。何か特殊な研究に携わって見えたのでしょうか。


  2. 衝撃波や境界層剥離の問題は翼と同じですが、プロペラでやっかいなのは、プロペラ先端の回転速度と機体の飛行速度の合成速度が問題になるからです。例えば先端の回転速度がマッハ0.9、飛行中の対気速度がマッハ0.6だとすると、(0.9x0.9+0.6+0.6)の平方根が合成速度になるので、プロペラ先端速度は音速を超えてしまいます(EOS)


  3. 「0.6+0.6」→「0.6x0.6」、、、、(自粛/EOS)


  4. 高々度で気圧が低くなる(=媒体密度が下がる)と音速が下がるので、相対的に音速を超えやすくなるという問題もありますね(ささき)



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