QQCCMMVVGGTT
166 |
T字型尾翼といえば、新明和のPS−1はアメリカの飛行艇のコピーと聞いたのですがほんとうですか?
|
- 本当じゃないです(私の心の中の「コピー」の定義だとね(笑)。(N)
- P5Mをレシプロ双発からターボプロップ4発にして、主翼と水平尾翼を水平にすれば...PS−1の出来上がり...。でも「コピー」とは余りにも失礼です。あくまで「影響を受けた」だけです。
- PS-1の先行試作機がモロにアメリカ飛行艇の改造だったから誤解されているのではないでしょうか(ささき)
- マーリンの極東におけるメンテをやっていたのが、新明和の甲南工場だったのももちろん単なる偶然。
- う〜ん、P5MとPS−1を並べてみると・・・ジャギュアとF−1の関係みたいですね^^;
- ↑↑↑(追記)PS-1の原形試作機UF-XSはグラマンUF-1双発機で、これを四発に大改造してPS-1の約3/4スケールでSTOL特性及び波消し装置の実験台にしたそうです(ささき)
- ↑ありましたねえ、そんなの。それにしてももしUF-1じゃなくてP5Mをテストに使っていたら、、、、(深くは語らない/EOS)
- PS−1の基本コンセプトはBLCによるSTOL性と、耐波性の向上にあるので、それが無いのなら外観が似ているからといって、コピーとは言えないでしょう。
- P6M以降、飛行艇の開発がうち切られ、飛行艇の技術が失われることを危惧した米海軍が防衛庁/新明和の哨戒飛行艇開発計画に興味を持ち、UF−1を無償供与するなど積極的な協力を行った、という経緯があり、ある意味共同開発の要素があったと言えます。むろん、多くのデータの供与はあっただろうし、MILスペックに従って設計されていますから、アメリカ風になっているかも知れませんが、機体フレームなどには二式大艇のおもかげが・・・・
- マーチン、グラマンが二式大艇の性能に関心を持ち、菊原博士に研究を依頼したという話もあるので、盗った盗られたという関係でもなかったようです。しょせん飛行艇というマイナーな分野ですから。
Back