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宇宙のコトになりますが「エネミーオブアメリカ」の上空監視システムのような衛星画像をリアルタイムでサーチして、アパートの屋根を逃げる標的を映画の中の様に追跡できるのでしょうか?
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- 映画は見てないですけど、人工衛星からでは人物の特定はまず無理だし、そんなにタイミング良く人工衛星の軌道を変更して頭の上に持っていくのも難しいんじゃない?(N)
- 出来ません(キッパリ)、偵察衛星の最高解像度は10cm四方が光学的手段での限界と言われています(何故なら大気中には水蒸気があって光は減衰しますし揺らぎもあります。完全な形で無限には届きません)、しかも10cm四方の物体が1ピクセル(1個の光の点)として他の物体と区別出来ると言うだけの話しで、物体の色柄模様までは分かりません。(映画で良く扱われる人相や車のナンバープレートを偵察衛星で識別するのは完全な誇張です)
- 天体観測望遠鏡で大気密度のゆらぎによる画像のぶれを電子的に補正する手法が開発されているから、応用できないのかな?
- その補正込みでその解像度なのでは?
- どんな高性能な望遠鏡でも届かない光は見えません。それで部分的に届く光から画像を電子的に補正するのは、あくまで元画像の欠けた部分や歪んだ(と思われる)部分を推測で補ってやるだけですから、人の人相なんて元画像とは別のものになってしまうかもしれません。
- (追記)大気のシーイング限界と言うそうですが画像分解能は9.99998cmが限界だそうです。(衛星からの人間の判別は既存の衛星技術ではもう無理ですね)
- 望遠鏡の場合は一つの天体を何十時間もかけて露出するのでしょう?標的が何十時間も空を睨んでじっと静止していてくれたら補正できるかも…(もち冗談;ささき)
- カメラ高度を下げるしかないですね。太陽電池で長期間飛行出来る超高高度無人偵察機の方が可能性があるかも>上空監視システム(ちなみに「エネミーオブアメリカ」の世界って晴天しかないんでしょうね・・笑)
- その「9.99998cm」って、いくらなんでも細かすぎて嘘っぽいです(笑)。(N)
- 上空7万mくらいに携帯電話用中継機を飛行船みたいに都市部に飛ばしておいて、じつは「神の目」としてNSAの監視カメラのプラットフォームにする、、とかなったりして、、(怖)
- 「9.99998cm」<−これKH−12「イコン/改良クリスタル」精密画像偵察衛星のカセグレン式反射望遠カメラの画像分解能でした(軍事研究99/4より)、正確にはインチ表記で「3.937インチ」が正しいです。で、この値が「大気のシーイング限界に近い」値だそうで、シーイング限界値そのものでは無い様です。
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