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秋水がMe163に比べて優れていたと思われる点などあったのでしょうか?
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- ない。と、思う。片や実戦経験あり。片や1回目の試飛で墜落。もともとデッドコピーだし。もし有るならば製造コストとか・・・・量産ラインに乗ったとして秋水ってどのくらいで製造する予定だったんでしょう?(便乗質問になってしまった(^^;)
- 重量が軽くなり機首の発電用の小さなペラが無くなったのは良いと思いますが。
- ↑↑「デッドコピー」ってどういう意味なんでしょう?正式に図面を入手しているので「デッド」じゃないと思うんですが。
- 「dead copy」とは「完全な、全くの」コピーの意なんだから、図面を入手したかどうかは関係ないというか、図面がなくては出来ないでしょう。(N)
- っていうか、入手出来た情報が多いほどコピーの「デッド」度が上がるって事かな。(N)
- 失礼しました。違法コピーと勘違いしました・・・(あー恥ずかしい)
- 機体自体は優れた点は何もありません(ちなみにデットコピーと言えるレベルではないでしょう(模倣品か?)、日本の技術ではMe163のデットコピーは不可能でした)、下に書いてある機首の風車が無くなった件も、あれはも日本の工業力の遅れを示すものです。
- Me163の機首は円錐形の防弾鋼板でしたが日本側はこの円錐加工が出来ずにジュラルミンで覆っただけです。あの風車も発電の為ですが、日本側は機首に収まるサイズの発電器が作れず(機内の電力は無線機のバッテリーから供給)、その無線機も容量的な問題で機首を20cm延長して受信機のみをなんとか搭載しました。この結果、機首が軽くなり重心位置が後退した為120kgのバラストを積むハメになり、機首防弾鋼板無し/無線機も受信機のみで軽くなったのもこのバラスト搭載でご破算となりました。
- ちなみに日本側はMe163の正式図面を入手していません(伊29と一緒に海に沈みました)、入手出来たのは単身空路で帰国した厳谷技術中佐が持ち帰った機体・エンジンの簡単な説明書や燃料の比重表や一般資料の僅かのみです(そこから僅か11ヶ月でこの機体を作った関係者の努力には脱帽です)。だから工業力以前にオリジナルに劣る模倣品になるのは止むおえなかった事情もあるのですが・・・
- ろくな資料も無しの手探り状態から1年足らずで初飛行にこぎつけた「秋水」関係者の努力と熱意だけは、本家Me163に優るとも劣らなかったと思います。
- 製造機数ですが、陸海軍で20年3月までに155機、9月までに1300機、21年3月までに3600機が当初の計画です。
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