イギリスで研究されたピーキー翼は前縁部分を厚くすることで圧力ピークを作り衝撃波を発生させない翼型ですが、工作精度などの影響が大きく実現困難です。スーパークリティカル翼はより現実的なアプローチを求めてNASAで研究されたもので、翼上面の曲率を減らして圧力差を押さえ衝撃波を弱める翼型です。以上、近藤次郎著講談社ブルーバックス「飛行機はなぜ飛ぶか」を参照しました(ささき)。

[

「前縁部分を厚くする」って英空軍核攻撃機のバルカンなんかのデルタ翼に利用されたやつかな？＞前縁が厚いので空気取り入れ口を設置するのにも便利