同じ特攻とはいっても艦船への特攻が爆弾を抱えての文字通りの体当たりであるのに対し、B29へのそれというのはプロペラで相手の尾翼等を引っ掻いたりするもので必ずしも機体その物をぶつけようとするものとは限りませんでした。従って例え敵機と差し違えても出来る限りパイロットは落下傘で降下するのが原則でした。生還率等は分かりませんが有名な四宮中尉のように３回くらい成功させて生還した人もいます。またこうした攻撃法はドイツでも行われましたし、Ｖ１迎撃の際英空軍も近い事を行っています。

原則として必死攻撃です。独のエルベゾンダーコマンドも必死攻撃でした。生還したのは偶然と、やはり爆装していない等といった条件の差、実施された攻撃事例の少なさによるのではないでしょうか。

あとは、まあ、アタリマエですが、下が地面、それも自国の領地なので、脱出or不時着に成功すれば生還できますよね。（海の上だとどうあってもムリ）（revi）