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零戦は、三菱、中島どちらの飛行機なんですか?
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- A6「M」2との型番通り、開発自体は三菱で行われました。しかし、生産は中嶋飛行機でも行われております。
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- 派生型の2式水戦は中島の開発だし、52型だと空技廠のヒトによれば「半分以上ウチが開発したんだ」とか(三菱技術者陣営は過労と病気でみんなダウンしてたらしい)。零式練戦だと生産委託されたところ(九州?)が手直ししたのかいな?
- 三菱が開発した航空機であることには疑いの入れ様もありません。ただ、生産機数では中島の方が多いのです。また、エンジンの栄は中島製ということもあり、2大メーカーの共同作品というほうが実状に即していたのではないでしょうか?(SADA)
- 別に栄は零戦に合わせて開発した訳じゃないですよね。そうすると中島は零戦を「開発」してないと思うのです・・・。
- 簡単な質問の割に変な方向に行きそうなんで明言しときますが三菱が開発した「零式艦上戦闘機」(通称「零戦」)です。中島については、発動機が中島製の「栄」なのと、後は、生産面(下記の通り中島製の方が多い)と水戦への改造で協力しただけです。
- 『三菱 零式艦上戦闘機』ですから三菱です。この場合最初の開発元ですね。隼も立川飛行機も生産してますが、中島が元ですし。でもアメリカの場合違うみたいで例えば『F4Uはグットイヤー製はFG-1、ブリュースター製はF3A-1』でした...でもコルセアの名称は一緒。(wowo)
- 下の方で触れられているように海軍機の場合、開発に対する空技廠の関与が無視できません。ですから、三菱零戦を中島が生産しても、それは一般に言うライセンス生産ではなく、海軍零式戦闘機の生産を海軍から請け負ったかたちです。彗星と愛知、銀河と中島、川西の関係みたいなものがどの機種にも多かれ少なかれあったのです。
- キ45の57ミリ砲装備機なんか陸軍航空技術研究所の若いペーペーの技師が設計改造したし,装備の官給品の装着はメーカーの手を離れていた場合もあるでせふ
- そう、天山や流星なんかも機体設計の一部を空技廠が担当しています。陸軍だと東大航空研あたりも結構関与しています。
- 16試艦攻流星が重量過大で不採用になったんでヘンシェル式プレスリブとか構造変更をおこなって流星改になったんですよね?愛知って新製造法の導入が立ち後れていたのかな?
- いや、流星あたりは、かなり空技廠の色が強いんじゃないでしょうか。
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