１９３４年に乗客１０人を収容する双発の高速旅客機として開発が始まりました(ドイツ得意のパターン)。初号機は同年１１月４日に初飛行しました。性能は思ったほど高くなかったそうですが、１９３５年に空軍からＪｕ８６Ａとして発注されました。以後１９３８年の生産中止までに爆撃機等各型合わせ３９０機が完成したそうです。性能が低い為、第一線での使用はすぐ打ち切られ、訓練機として多用されました。また高々度偵察機Ｊｕ８６ＰやＲ型が爆撃型から改造されました。（以上、光栄「航空機名鑑」より・かＤo）

あと、Ｊｕ３５２は、３発輸送機Ｊｕ２５２をベースに戦略物資である合金類の使用を最小限に抑える為木製化したものです。機体構造が木製になった以外は同じ大体仕様の機体だったそうですが、垂直尾翼が角型に改められるなど、少しだけ変更があったそうです。胴体下面の可動式の乗降ランプはそのまま残され、非常時にはスキッドの役割を果たし損傷を最小限に食い止めたそうです。先行生産型Ａ−０が１０機と、生産型Ａ−１が３３機完成しました。（これまた光栄「航空機名鑑」より・かＤo）

Ｊｕ８６は中国大陸蒋介石軍に使用されてで日本海軍機と戦っていましたよね。