投稿者:ぼん投稿日:2001/04/19(Thu) 14:08:39 湯津上(ゆづかみ)秘匿飛行場
地元では佐良土(さらど)飛行場と呼ばれている。
昭和19年秋から整備作業開始。
現国道294号と旧東野鉄道線路敷地に挟まれた1.5キロの狭長な土地。
地形にとけ込んだ真に秘匿飛行場といった感じの土地である。
耕地と民家5軒を移転した。
塩谷・那須両郡と周辺町村からの勤労奉仕隊によって作業を進め,
昭和20年春完成した。(『湯津上村誌』昭和54年と聞き取り)
金丸原常駐の戦闘機の予備飛行場として整備。
完成を祝って,本澤整備員ら数名が始動車を配備して待ち受ける中,黒野大尉
機が着陸した。集合した群衆の歓声を受けて,再び黒野大尉機は離陸した。
佐良土の秘匿滑走路が使用されたのは,この1回であった。
(『那須の太平洋戦争』P45)ぼん > 金丸原の飛行機が離着陸したということは陸軍飛行場なのでしょう。 (2001/04/19(Thu) 14:10:17)