新潟県の未完成飛行場について 投稿者:yuji 投稿日:2001/05/06(Sun) 22:40:50
子供の頃、戦時中に滑走路が建設されていたという話を聞いた憶えがありましたので帰省の際に資料を当たってみました。
◆飛行場名:不明(今回当たった資料には記載無し)
◆規模:不明(今回当たった資料には記載無し)
◆場所:新潟県中蒲原郡村松町愛宕原(なかかんばらぐん・むらまつまち・あたごはら)
◆資料1-(書名を控えてくるのを忘れました)
「愛宕原の一角で飛行場の建設が急きょ始まったものの、間もなく敗戦、飛行機はついに一機も飛び立つことがなかった」
◆資料2-村松町史
記述を纏めると
・建設開始は昭和20年6月
・建設に当たったのは軍用飛行場特設部隊「585部隊」+動員された近隣住民
・特攻隊の飛行機が出撃するのだと聞かされていた
◆現状
現在、新潟大学農学部の農地となっている所にあったと思われますが、滑走路と思しき痕跡は見受けられません。なお、村松には明治30年から大正時代まで「歩兵第30連隊」が駐屯していました。