小富士海軍航空隊

昭和18年10月19日 突然 糸島郡小富士村の波止、道目木の部落を含む1294反110歩と可也村171反712歩の 用地を買収する通達をだしました。
昭和18年10月20日 測量開始
水田などを埋め立てして、予科練習生教育施設をつくりました。そこに全国から操縦士の卵を 育てる兵舎が建てられました。

滑走路はなく草原の飛行場。格納庫に教材用の九六戦が1機あるだけ。飛行訓練はなく。 基礎訓練のみ。

昭和19年(1944)5月15日 鹿児島海軍航空隊に小富士分遣隊を置く

昭和19年(1944)7月1日 小富士分遣隊を福岡海軍航空隊に移す

昭和19年(1944)10月1日 福岡海軍航空隊小富士分遣隊を独立、第十九連合航空隊に編入 練習航空隊に指定され予科練教育。

昭和20年(1945)3月1日 第二三連合航空隊に編入

昭和20年(1945)8月15日 終戦より解隊

昭和25年に地元で買い受けして開拓、もとの美田に戻っています。

現在地名 糸島郡志摩町小富士


参考文献 

志摩町史
小富士海軍航空隊  編者:安藤哲・西島博文 製本:城島印刷 非売品

海軍飛行予科練習生 第1巻 国書刊行会 38000円(セット価格)