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 ▼或る軍事評論家の功罪  ベロウ 02/5/29(水) 14:26
   ┣Re:或る軍事評論家の功罪  ささき 02/5/29(水) 15:21
   ┣Re:或る軍事評論家の功罪  ある 02/5/29(水) 17:10
   ┣たとえ間違っていようと何の問題もない  BUN 02/5/29(水) 18:42
   ┃  ┗Re:たとえ間違っていようと何の問題もない  モーグリ 02/5/30(木) 16:24
   ┃     ┣どーでもいいんじゃないかな  tackow 02/5/30(木) 17:49
   ┃     ┃  ┗その通り  BUN 02/5/31(金) 11:22
   ┃     ┣ごめんなさい、少しだけ書かせて  雪風2 02/5/30(木) 20:14
   ┃     ┣ちょっと斜めに見ると  アリエフ 02/5/30(木) 22:10
   ┃     ┣このサイト 軍事評論家批判の人が多いいよね。  にわとり 02/5/31(金) 10:19
   ┃     ┣Re:たとえ間違っていようと何の問題もない  便利少尉 02/5/31(金) 13:22
   ┃     ┗評論家  ささき 02/5/31(金) 16:38
   ┣Re:或る軍事評論家の功罪  12式戦爆 02/5/29(水) 19:24
   ┣柳田理科雄の軍事版  モーグリ 02/5/29(水) 20:15
   ┣だれが信用できるのでしょうか?  まるまる 02/5/29(水) 20:39
   ┃  ┗Re:だれが信用できるのでしょうか?  BUN 02/5/29(水) 21:51
   ┣評論家は大道商売  あるめ 02/5/31(金) 10:17
   ┣御本人と会って来た  BUN 02/5/31(金) 23:28
   ┣追記  ベロウ 02/6/11(火) 14:08
   ┣変な総括しちゃうと…  sorya 02/6/14(金) 0:40
   ┃  ┗Re:変な総括しちゃうと…  ミルク@YukiSirusiNyuuGyou 02/6/25(火) 9:17
   ┣Re:或る軍事評論家の功罪  ミルク@YukiSirusiNyuuGyou 02/6/24(月) 23:39
   ┃  ┗Re:或る軍事評論家の功罪  ミルク@YukiSirusiNyuuGyou 02/6/24(月) 23:40
   ┃     ┗で、何が仰っしゃりたいのでしょうか  ささき 02/6/25(火) 7:54
   ┃        ┗Re:で、何が仰っしゃりたいのでしょうか  ミルク@YukiSirusiNyuuGyou 02/6/25(火) 9:23
   ┃           ┗Re:で、何が仰っしゃりたいのでしょうか  銑鉄 02/6/25(火) 10:09
   ┃              ┗一度言ってわからない人に  ささき 02/6/25(火) 10:48
   ┣Re:或る軍事評論家の功罪  ミルク@YukiSirusiNyuuGyou 02/6/26(水) 9:44
   ┃  ┗止めて下さい  ベロウ 02/6/26(水) 13:03
   ┗【ミルクの正体と対応法】  ミルク追跡者 02/7/1(月) 22:57

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 ■題名 : 或る軍事評論家の功罪
 ■名前 : ベロウ
 ■日付 : 02/5/29(水) 14:26
 -------------------------------------------------------------------------
   二回目の書き込みになります。

下のレスで話題になり、Ans.Qでも取り上げられたことがある軍事評論家<三野正洋>について質問です。

具体的に氏の著作や言動のどこに問題があるのでしょうか?
また、なぜ三野氏のような人物が軍事評論家として世間で信頼されるようになってしまったのでしょうか?

皆さんの意見をお願いします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:或る軍事評論家の功罪  ■名前 : ささき  ■日付 : 02/5/29(水) 15:21  -------------------------------------------------------------------------
   三野正洋氏の著作は2作しか読んだことがありません。
題名は忘れましたが1作はスペイン内乱、1作は第二次大戦における
地中海の海戦を取り上げたドキュメンタリーでした。
前者については共和国軍の、後者についてはイタリア海軍の「弱さ」を
執拗にあげつらって非難している論調が印象に残っています。
もっとも一つの事実にも幾つもの視点があり得ますから、
ドキュメンタリーに著者の主観が入り込むのは当たり前で、
その事について三野氏を非難しようとは思いません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:或る軍事評論家の功罪  ■名前 : ある  ■日付 : 02/5/29(水) 17:10  -------------------------------------------------------------------------
   > また、なぜ三野氏のような人物が軍事評論家として世間で信頼されるようになってしまったのでしょうか?

私は、この人の本を1〜2冊しか読んだことが無いのですが、読んで思ったことは、「素人にとっても判り易く単純明快」ということでした。実際の戦争は、そんな単純なものでは無いのですが。

別の話として、プレジデントとかのビジネス雑誌とかで、武田信玄の風林火山とか太平洋戦争の敗因を教訓とするような論説ってのが、とても人気があったりします。

世の中の一部のおじ様達は、戦争を詳しく研究するほどの暇(能力?)は無いけど、勝負事(ビジネスや戦争のお話)が大好きなんです。この人の本は、こういう素人のおじ様達にも、とても判りやすく、また、単純明快なので、教訓としても使い易いから、人気があるのではではないでしょうか?

人気があるということは、テレビでも解説者として出たりしますし、相乗効果で本も売れると。そうすると、大学の講師になったりして、大学の講師たるものの言動は、一般人にとっては、信頼に値されたりするわけです。

#結局、世の中、間違っていようと、売れたもの(多くの人が読んでくれた説)が勝ちなんですね。戦争の、勝てば官軍、負ければ賊軍と同じことになるでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : たとえ間違っていようと何の問題もない  ■名前 : BUN  ■日付 : 02/5/29(水) 18:42  -------------------------------------------------------------------------
   間違った歴史読み物を書くことはそんなに悪いことでしょうか?
かなりの数の読者が読後にほぼ同じ見解、だいたい同じような形で
その著作の誤解や誤記を指摘出来る程度の間違いの多い本とは
そんなに罪深いものなのでしょうか?
私はちょっと勉強すれば指摘出来るような間違いであるならば、
何ほどのものでも無いと思います。
この世で最も厄介なのは、誰にもその間違いが指摘できない間違いなのです。
勉強すればわかるような間違いなら、それはちょっとした試験のようなもの。
それこそ御礼を言って読むべきです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:たとえ間違っていようと何の問題もない  ■名前 : モーグリ  ■日付 : 02/5/30(木) 16:24  -------------------------------------------------------------------------
   > 間違った歴史読み物を書くことはそんなに悪いことでしょうか?

これについては以前ある掲示板で、「間違った軍事本は読者に誤解を与えるので、<と学会>のように軍事系でも軍事評論家を批判する組織を作って、ダメな軍事評論家をトンデモと批判すべきだ」と言う意見が出ました。

実際、SF業界ではと学会や山本弘会長が、間違ったことを書いた自称SF評論家の渓由葵夫氏や柳田理科雄氏を批判しています。
ですから、軍事業界もと学会に習って三野正洋氏、小室直樹氏といったトンデモ軍事評論家をビシバシ批判して自浄を行うべきだ、という意見でした。

どうでしょうか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : どーでもいいんじゃないかな  ■名前 : tackow <ikku@rb3.so-net.ne.jp>  ■日付 : 02/5/30(木) 17:49  -------------------------------------------------------------------------
    普通の人が「間違った軍事知識」を得て「誤解」しても、別にどうという事も無いんじゃないですかね?ましてや「俺が正しいから間違いを指摘して自浄してやっか」という方がなんか怖い。

 それより、誤解を招く「軍事評論家」がなんで売れてるのか。売れない軍事評論家はその辺を見習うべきじゃないでしょうかね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : その通り  ■名前 : BUN  ■日付 : 02/5/31(金) 11:22  -------------------------------------------------------------------------
   >  普通の人が「間違った軍事知識」を得て「誤解」しても、別にどうという事も無いんじゃないですかね?ましてや「俺が正しいから間違いを指摘して自浄してやっか」という方がなんか怖い。
>
>  それより、誤解を招く「軍事評論家」がなんで売れてるのか。売れない軍事評論家はその辺を見習うべきじゃないでしょうかね。

まさにその通り。
間違いを正したいのであれば、正しい見解をまとめて発表すれば良いのであって間違いを書いた本人を糾弾する必要などありません。しかも間違いを正したはずの新しい見解がまた間違っている可能性もある訳です。ここで槍玉に上がっている著作も、元はと言えば旧説の間違いを正す新見解として発表されたものですよね。
そして「と学会」の主旨は糾弾ではなく珍説を珍説として楽しむことにあったように思います。

そして何でその本が売れるのか?という問題は商業出版に携わる書き手と出版社側がよく考えなければならない問題でしょう。売れるからには面白いテーマや新しい切り口があって人を楽しませる力があるという事ですから、考証さえ正しければ良いという訳でもありません。熱心な研究家は各地にたくさんいらっしゃいますが、その方達の書くものが読んで面白いとは限りません。そして正しいとも限らないのです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : ごめんなさい、少しだけ書かせて  ■名前 : 雪風2  ■日付 : 02/5/30(木) 20:14  -------------------------------------------------------------------------
   > > 間違った歴史読み物を書くことはそんなに悪いことでしょうか?
>
> これについては以前ある掲示板で、「間違った軍事本は読者に誤解を与えるので、<と学会>のように軍事系でも軍事評論家を批判する組織を作って、ダメな軍事評論家をトンデモと批判すべきだ」と言う意見が出ました。

言ってみれば「教義解釈」に近い論争の中で
「誤りを糺す」という理想の元に組織を立ち上げちゃうと、
大抵、血を見るのが人の世の常だと思うのですがね。

ある人の間違いを指摘するなら、
徒党など組まずに正面から自己責任の下で正々堂々と訴えて
第三者に判断を委ねるという態度を堅持しないと、
「正しさを求める」という初期の目的は数分で蒸発して
最終的には「論争に勝つこと」を目的とした血で血を洗う三文芝居になること必至だと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : ちょっと斜めに見ると  ■名前 : アリエフ <ZVK11677@nifty.ne.jp>  ■日付 : 02/5/30(木) 22:10  -------------------------------------------------------------------------
   > 実際、SF業界ではと学会や山本弘会長が、間違ったことを書いた自称SF評論家の渓由葵夫氏や柳田理科雄氏を批判しています。
> ですから、軍事業界もと学会に習って三野正洋氏、小室直樹氏といったトンデモ軍事評論家をビシバシ批判して自浄を行うべきだ、という意見でした。

最近、批判本って横行してるけどさ、「柳の下のどじょう」のような出版社の金儲け根性が見え見えなんだよね。
別に批判するのが悪いというわけじゃないけど、批判本書いたり、あるいはネットで批判を流そうとする「自浄派」連中って、それで有名になりたいってことなんじゃない?
ま、徒党組んで「○○糾弾する会」といった名前で批判すればいいんじゃない。ただ、彼らの批判が受けるのも、元々の人気にあやかってということでしょ。世の中の大勢は、マスコミ受けしたい連中同士で批判合戦展開しているのか、とせせら笑っているだけだろうけどさ。
とにかく本が大量に出版され過ぎて、どこの出版社も新ネタに困ってるんだろうな・・

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : このサイト 軍事評論家批判の人が多いいよね。  ■名前 : にわとり <cfk80680@par.odn.ne.jp>  ■日付 : 02/5/31(金) 10:19  -------------------------------------------------------------------------
    やっぱり自分でどう解釈するかなんですよ。評論家に洗脳される人も、評論家批判家に洗脳される人も、似たような「自分じゃ何も考えられなくて、流行に流されるようなタイプ」だと思います。ちなみに評論家批判家は「1か0で物事を考えるタイプ」が多いい様な気がします。
 このサイトでよく見かける、評論家を批判する人の半分は「なんかそんな雰囲気だから」と、流れに乗っているだけだと思うんですよ。そして、その人たちの書き込みは 大抵匿名なんですよね。書き込みにも中身がない。堂々と批判を書き込む人の意見は、結構ためになる事が書かれていたりするんですけど・・・。
 話は変わって、渓由葵夫氏。パンジャンドラムをここまで有名(局地的だが)にした功績は大きいと思う。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:たとえ間違っていようと何の問題もない  ■名前 : 便利少尉  ■日付 : 02/5/31(金) 13:22  -------------------------------------------------------------------------
   > > 間違った歴史読み物を書くことはそんなに悪いことでしょうか?
> これについては以前ある掲示板で、「間違った軍事本は読者に誤解を与えるので、<と学会>のように軍事系でも軍事評論家を批判する組織を作って、ダメな軍事評論家をトンデモと批判すべきだ」と言う意見が出ました。
> 実際、SF業界ではと学会や山本弘会長が、間違ったことを書いた自称SF評論家の渓由葵夫氏や柳田理科雄氏を批判しています。
> ですから、軍事業界もと学会に習って三野正洋氏、小室直樹氏といったトンデモ軍事評論家をビシバシ批判して自浄を行うべきだ、という意見でした。
> どうでしょうか?
別にと学会では渓由葵夫や柳田理科雄を批判したり、糾弾したりはしていませんよ。
あそこは、トンデモ物件を笑い飛ばすのが趣旨ですから。
山本弘の柳田批判本は、特撮マニアとしての止むに止まれぬ行動だと思います。
会長だからと言って、と学会を代表して意見を言っているわけでもないのですよ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 評論家  ■名前 : ささき  ■日付 : 02/5/31(金) 16:38  -------------------------------------------------------------------------
   自浄機構ってのは自動的に働くものであって、「よし、自浄させるぞ!」
などと意図して動かすものではないと思います。

たとえばその昔オーディオマニアという人種がいた頃、オーディオ
評論家という人種もおりました。彼等は「粒立ちが良くメリハリの
ある…」だとか「中高域の抜けが良く耳当たりの良い爽やかな…」とか
美味しんぼみたいな形容詞で音質を表現していましたが、
彼等の評論は一定の評価を得ていました。

それはオーディオが比較的再現容易な対象だからです。

誰が聞いても露骨に悪い音を「良い音」などと表現すれば読者からの
抗議文が殺到し、「あいつは信用できない」との評価が確立し業界の
信用を失うことになります。
自浄作用というのはそういう物でしょう?

一方、「軍事知識」などというものはそう簡単に素人が再現体験できる
代物ではありません。例えば「90式戦車は強い」とか言われても、実際に
戦車を借りてM1と撃ち合ってみる訳にはゆかないのです。

「複合装甲だから対弾性に優れる…」とか「自動装填装置と高度なFCSの
ため走行間射撃の性能は大きく上回り…」などという一見もっともらしい
解説は、オーディオに例えていえば「主配線材に大直径OFCを採用した
ためインピーダンス特性に優れ…」だとか「完全DCバランス回路によって
入出力段コンデンサを省略し、これによって低域周波数特性は大幅に改善
され…」と言っているのと同じです。それが本当に良い音を生むのかどうか、
生みだされた音が自分の好みに合うかどうか、それはわかりません。

しかし、特に日本における「軍事知識」というものは兵器のカタログデータ
スペックを沢山覚えて、それを羅列して強いとか弱いとかを語るもの、
という傾向があるように思います。オーディオに例えて言えば回路図だけを
眺めて音の善し悪しを語っているようなもので、ちゃんちゃらおかしい事かも
知れませんが、対象が簡単に再現できない物ですから仕方ありません。
そして、再現できない事物を正しいとか間違ってるとか断定することは
不可能です。

あえて「これはおかしい」と言うならば、それは軍事評論家ではなく
「軍事評論的知識」を求める読者の側にあるのではないでしょうか?
ですが、私はそれを「間違っている」と糾弾する気もありません。
プロレスみたいな感覚で兵器の優劣を語るなんて、実に平和で気楽な
趣味じゃないですか。そこに「正しい」とか「間違っている」なんて
概念を持ち込むことこそ「的外れ」なのではないかと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:或る軍事評論家の功罪  ■名前 : 12式戦爆 <tomo12@clubaa.com>  ■日付 : 02/5/29(水) 19:24  -------------------------------------------------------------------------
   > 具体的に氏の著作や言動のどこに問題があるのでしょうか?
> また、なぜ三野氏のような人物が軍事評論家として世間で信頼されるようになってしまったのでしょうか?

 「戦艦対戦艦」と「わかりやすい日中戦争」を含めて、5〜6冊持っている私ですが、一番の特徴は分かりやすさではないでしょうか。
 WarBirdに出入りするようになって、ビスマルク級の問題点や戦病死者の間違いを知りましたが、「データーをあげ、そこから自分が思う結論を出す」というやり方のため、納得してしまった事も多くありますし、知った事や「そういう見方」もあると思った事もあります。

 確かに、本を売ってそこから利益を得ているわけですから、嘘は困りますし、あまり大きすぎる間違いも困りますが、「間違っている」事にそれほど目くじらを立てず、「三野氏の見方」と思ってはどうでしょうか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 柳田理科雄の軍事版  ■名前 : モーグリ  ■日付 : 02/5/29(水) 20:15  -------------------------------------------------------------------------
   個人的には「柳田理科雄の軍事版」だと思います。

一見分かりやすく、自分の論旨に合わせて自己流の論法で軍事を語っているので、初心者が読むといかにも分かったような気分になるのでしょう。
実際に軍事を知っている人から見ると疑問符がつく部分が多いです。

一番怖いのは三野正洋で止まってしまって、それだけで軍事を知ったつもりになった人がいることです。(結構歴史系サイトにそういう人がいます)が、これは三野氏ではなく読者本人の問題かも知れませんね。

三野正洋氏ですが、山本弘氏がやったように徹底的な批判を誰かがやるべきでしょうか?
一方でそれほど目くじらを立てなくてもという気もしますが。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : だれが信用できるのでしょうか?  ■名前 : まるまる  ■日付 : 02/5/29(水) 20:39  -------------------------------------------------------------------------
   はじめて書き込みます。

私はあまり軍事に詳しくないのですが、現在活動中の軍事評論家ではだれが信用できるのでしょうか?

また、まったく信用できない人はいるのでしょうか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:だれが信用できるのでしょうか?  ■名前 : BUN  ■日付 : 02/5/29(水) 21:51  -------------------------------------------------------------------------
   > 私はあまり軍事に詳しくないのですが、現在活動中の軍事評論家ではだれが信用できるのでしょうか?

誰が信用できるのではなく、誰のどの著作はどう評価できるかでしょう。
誰々だから信用できる、という態度は別の言い方をすれば盲信とも言えます。
自分で色々当ってみて、その上で判断すれば良いことです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 評論家は大道商売  ■名前 : あるめ <arme@pub.to>  ■日付 : 02/5/31(金) 10:17  -------------------------------------------------------------------------
   軍事評論家が誤った説を公表しても、別に本が売れれば、ご本人にとって、それでよいので、それを買って読む方も値段ぶんだけ楽しめれば、あまり問題はないと思います。
評論家は、いわば大道で面白おかしく巷談まがいに言説を広げて、お金をもらうのが商売なので、どれだけ面白いかが評価基準になるのでは。
言説の真偽は、あまり問題ではなく、「○○師、見てきたような嘘を云い」の世界と割りきって嘘の部分の面白さを鑑賞するのが、楽しみ方と存じます。
誤った軍事知識が広まるのは、まあ仕様がないことでしょう。一等兵より二等兵のほうが偉いと思っているのが現在の大方の「常識」なので。
「世間で信頼」されているかどうかは、たしょう疑問ですが、「世間」も上に述べたような程度の「信頼」を置いているくらいなのでは。週刊誌を読む姿勢と似ているのだと思います。嘘と分っていて「おお、そうかあ」「なるほどー」と誌代を取りもどすくらいの楽しみ方をしないと、週刊誌買ったかいがないのと同じです。プレジデントを読んでいる部長・重役・社長さんクラスは海千山千で、そのへんは分っていて、昔、「軍談」の類が持て囃されたと同様な楽しみ方をしているのではないでしょうか。
誤りを正す会があっても、それはまたそれで、その正し方を見るのが楽しいのです。
自分が事実に関する知識を一次史料にあたってキチンと持っていれば(またそれを日々 renewalする努力をしていれば)、なにがどうなろうと、楽しい、と考えます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 御本人と会って来た  ■名前 : BUN  ■日付 : 02/5/31(金) 23:28  -------------------------------------------------------------------------
   私は実証主義が建前なので(笑)、
御本人と会ってお話を聞いて来ました。
細かい話をするつもりはありませんが、飛行機や兵器一般が好きな気持ちは皆さんと変らない情熱を持った方でした。著作の姿勢としては、かつて自分の気持ちを熱くさせた戦記の世界を一つの物語として捉え、その物語世界からああかもしれない、こうかもしれない、との考察を行っているのであって、その見解が学術論文のように扱われるのは本意ではないような雰囲気が感じられました。ですから自らの見解に対して押し付けがましい態度は一切無く、大変謙虚な姿勢を持っていらっしゃいました。読者の間に議論が起こり、これは違う、との反論、批判が出る事も当然の事として、むしろそうあって欲しいと考えているように感じました。
読んでその間違いが指摘出来るのであれば、それも読む楽しみの一つとすれば良いでしょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 追記  ■名前 : ベロウ  ■日付 : 02/6/11(火) 14:08  -------------------------------------------------------------------------
   遅くなりましたが、
2ちゃんねるの「軍事板」で参考になるスレッドがあったので紹介します。
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/army/1023615061/

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 変な総括しちゃうと…  ■名前 : sorya  ■日付 : 02/6/14(金) 0:40  -------------------------------------------------------------------------
   大和すれを見ている限り、やっぱ無知な評論家ほど恐ろしいものはないなぁ。
と切に思うものでありますよ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:変な総括しちゃうと…  ■名前 : ミルク@YukiSirusiNyuuGyou <ysngmilk@livedoor.com>  ■日付 : 02/6/25(火) 9:17  ■Web : http://www.union-jp.net/home/ysngmilk.html  -------------------------------------------------------------------------
   > 大和すれ
ここで見たい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:或る軍事評論家の功罪  ■名前 : ミルク@YukiSirusiNyuuGyou <ysngmilk@livedoor.com>  ■日付 : 02/6/24(月) 23:39  ■Web : http://www.union-jp.net/home/ysngmilk.html  -------------------------------------------------------------------------
   > 二回目の書き込みになります。
>
> 下のレスで話題になり、Ans.Qでも取り上げられたことがある軍事評論家<三野正洋>について質問です。
>
> 具体的に氏の著作や言動のどこに問題があるのでしょうか?
> また、なぜ三野氏のような人物が軍事評論家として世間で信頼されるようになってしまったのでしょうか?
>
> 皆さんの意見をお願いします。
III号戦車がなぜ作られたのか疑問。
グーデリアンは支援用としてIV号戦車、
主力戦車としてIII号戦車を運用するつもりらしかったが、
わざわざ使い分ける意味が判らん。
史実どうり突撃砲や駆逐戦車としてIV号戦車を改造すればいいのではないか?やはり規格統一が重要であった。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:或る軍事評論家の功罪  ■名前 : ミルク@YukiSirusiNyuuGyou <ysngmilk@livedoor.com>  ■日付 : 02/6/24(月) 23:40  ■Web : http://www.union-jp.net/home/ysngmilk.html  -------------------------------------------------------------------------
   307 名前:   投稿日: 01/12/04 23:02

>ティーガー重戦車
ティーガ−2のポルシェ砲を積んだのが何故生産されたか知ってるか?勝手に生産始めたんだよ、
ポルシェ博士がな、しかしヒットラーが、砲塔があまりにも芸術的だったためにそのままほど生産
を続行させたんだ。でも砲塔に弾が着弾する際の不具合わかって、ヘンシェル型になったわけ。
個人的にはヘンシェル砲のほうが芸術的に美しいけどね。
ヤクトティガ−のサスペンションもなポルシェサスは凄かったらしいよ。乗ってる人が絶えられないくらい
ひどかったんだって振動とかが、この様な成果があの這う要塞といわれた電気戦車マウスに行き着いたのかな?
マウスは走行自体は実に滑らかに走ったそうだよ。ただあまりにも重かったためにぬかるんだら自身で
脱出できなかったらしいけど・・。まぁ実践に投入されなくてよかったね。
http://yasai.2ch.net/stock/kako/1005/10057/1005757404.html
兵頭二十八が陸軍を誉め、海軍を貶すのと正反対に
ノモンハン日本陸軍失敗の連鎖の研究などで
三野正洋は海軍を誉め、陸軍を貶している。
ティーガ−2はティーガ−信者にも無意味だと言われることが多く、
パンターでさえ実用化出来なかったのにティーガー重戦車を配置したのは間違い。

105 :名無し三等兵 :02/06/19 22:26
パンテルは最優秀戦車!
と、言いたかったのだが沈んだスレで
機械的に致命的な欠点を持っていることが
あげられていたので残念ながらT34/85
傑作戦車!

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : で、何が仰っしゃりたいのでしょうか  ■名前 : ささき  ■日付 : 02/6/25(火) 7:54  -------------------------------------------------------------------------
   「ミルク」さんの意見はどこに?
そもそもスレッドと何の関係が?
記事は某巨大掲示板からの丸引用ですか?
あそこのルールはあそこでしか通用しません。
ワケわかんないことしないでください。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:で、何が仰っしゃりたいのでしょうか  ■名前 : ミルク@YukiSirusiNyuuGyou <ysngmilk@livedoor.com>  ■日付 : 02/6/25(火) 9:23  ■Web : http://www.union-jp.net/home/ysngmilk.html  -------------------------------------------------------------------------
   > 「ミルク」さんの意見はどこに?
> そもそもスレッドと何の関係が?
やはり規格統一が重要であった。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:で、何が仰っしゃりたいのでしょうか  ■名前 : 銑鉄 <tetu0222@mail1.dnet.gr.jp>  ■日付 : 02/6/25(火) 10:09  -------------------------------------------------------------------------
   大和スレは、下の方にある「大和級戦艦の存在意義は何だったのでしょうか?」というタイトルのスレッドです。
それで、「ささき」さんの「ミルク」さんの投稿がスレッドと何の関係があるのか?
という意見はこのスレッドでは軍事評論家の見解をどうとらえるかという議論が主体となっているのに「ミルク」さんの投稿が軍事評論家の見解そのものに対するものであり、いままでの議論と何の関係のない事を書いていると言う事ではないのでしょうか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 一度言ってわからない人に  ■名前 : ささき  ■日付 : 02/6/25(火) 10:48  -------------------------------------------------------------------------
   二度以上言っても無駄です。
私は金輪際相手しません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:或る軍事評論家の功罪  ■名前 : ミルク@YukiSirusiNyuuGyou <ysngmilk@livedoor.com>  ■日付 : 02/6/26(水) 9:44  ■Web : http://www.union-jp.net/home/ysngmilk.html  -------------------------------------------------------------------------
   > 二回目の書き込みになります。
>
> 下のレスで話題になり、Ans.Qでも取り上げられたことがある軍事評論家<三野正洋>について質問です。
>
> 具体的に氏の著作や言動のどこに問題があるのでしょうか?
> また、なぜ三野氏のような人物が軍事評論家として世間で信頼されるようになってしまったのでしょうか?
>
> 皆さんの意見をお願いします。
三野正洋は始めは政治とは無関係なフリをしていたが、
売れだすと
日下公人らと
http://www.web-wac.co.jp/publish/books3.html
「大和」とは何か
巨大戦艦にみるソフト学
いま「ゼロ戦」の読み方
ソフトの格差が勝敗を分ける
を出すなど節操のなさが目立つ。
売れれば高橋某も、、、。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 止めて下さい  ■名前 : ベロウ  ■日付 : 02/6/26(水) 13:03  -------------------------------------------------------------------------
   これ以上変な書き込みは止めて下さい。
調べてみたら2ちゃんねるでもコピペで散々荒らしまくって問題起こしてますね。
ここでの荒らし行為は今後一切行わないで下さい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 【ミルクの正体と対応法】  ■名前 : ミルク追跡者  ■日付 : 02/7/1(月) 22:57  -------------------------------------------------------------------------
   【ミルク】
2000年頃からネットに現れたデムパ。
軍事や社会問題関係のBBSに、一見、議論をよそおった書きこみを延々と続ける。
しかしミルクの真の目的は議論ではない。自分のサイトに相手を誘い込み、
サイトビューを稼ぐことで金を得ることである。

ミルクの書きこみ内にあるリンク(「ミルクのホームページ紹介」、
「ここでみたい」のアドレスリンク等)へアクセスしてはならない。
このアドレスへアクセスすると、リンクを辿ってアクセス元になった
掲示板に再度ミルクの書きこみが起きる、という悪循環に陥る。

ミルクの書きこみに対し、議論としてのレスやメールを返してはならない。
ミルクの書きこみはすべて、書籍、あるいは他所での他者発言の無断コピペである。
ミルクに対して何らかのレス、あるいはメールを返すと、その発言を勝手にコピーし、
他の掲示板にお構い無しに貼りつけられる。

2000年夏頃から、ミルクは多くの掲示板を荒らしまわり、有志による対策サイトが
作られる迄に至った。調査・追跡の結果、ミルクの個人情報は特定されている。
ミルク契約のプロバイダに抗議がおこなわれ、ネット上から姿を消した。
なお、ミルクは複数のプロバイダを使用していたが、無料試用期間が過ぎると
再度無料アカウントを使っていることが確認されている。これは詐欺行為である。
ミルクには、プロバイダへの支払意思が欠落している模様である。

有志による上記の行動によりミルクの被害は沈静化していたが、
2002年6月頃より再度ネットに現れて現在に至る。
「ミルクのホームページ」アドレスは、当時、抗議を唯一無視したユニオン
のままである。

ミルクへの対策であるが、掲示板のログをミルクが書きこんできたプロバイダに送付し、
「プロバイダに対して抗議」することが有効である。
過去に多数の抗議が集中していること、契約約款に違反していることから、
アカウントは即時停止される。
繰り返すが、ミルク本人へのレスやメールは無意味であり、逆に被害を招くので
行ってはならない。

ミルクは、他人のレスはハンドル付きで勝手にコピペするくせに
自分の個人情報が晒されることを極端に嫌う。

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