Page 328 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼アメリカの兵器メーカーは欧州勢に押され気味? Magna_118 10/8/10(火) 21:31 ┣Re:アメリカの兵器メーカーは欧州勢に押され気味? SUDO 10/8/14(土) 11:31 ┣Re:アメリカの兵器メーカーは欧州勢に押され気味? どしろうと 10/8/16(月) 19:33 ┃ ┗Re:アメリカの兵器メーカーは欧州勢に押され気味? elebras 10/8/30(月) 21:35 ┗Re:アメリカの兵器メーカーは欧州勢に押され気味? RNR 10/9/1(水) 2:25 ─────────────────────────────────────── ■題名 : アメリカの兵器メーカーは欧州勢に押され気味? ■名前 : Magna_118 ■日付 : 10/8/10(火) 21:31 -------------------------------------------------------------------------
H&K Mk23、JSCS計画でのM4Super90、M9後継のJCP計画白紙化、XM8の白紙化、M4近代化のHK416&HK417とAG36、LUH計画でのUH145、KC-XでのKC-45の白紙化、大統領専用機のAW101、etc...と どうもここ最近、欧州兵器メーカー勢に米国の伝統的な兵器メーカーが立て続けに敗北しているように表面的には見え、時には米国勢が様々な理由をつけ政治的圧力を使いちゃぶ台返しをしているようにも見えます。 S&W、コルト、レミントン、ボーイング、シコスルキー、ベル・ヘリコプターetcなど、なぜ落ちぶれた(ように見える)のでしょうか? 逆に欧州勢はなぜ躍進(しているように見える)のでしょうか? またちゃぶ台返し(のように見える)をされている欧州メーカー勢はそういった状況に対してどう思っているのでしょうか? そして、そもそもなぜ米国メーカー勢は旧来製品のマイナーチェンジばかりで新規製品を中々出さないのでしょうか?(どうも傍目にはそう見える気が。) バイアメリカン条項によってアメリカ国内工場で作り、雇用を守り法人税を納めればそれで良いよというドライなスタンスなんでしょうか? それともその分、他の先進的な分野に注力して欧州勢を突き放すから別にそれくらい問題ないというスタンスなんでしょうか? 勿論、ここに実際の当事者の方がいるわけではないので愚問かもしれませんが、皆さんのご意見を拝聴したいと思い質問させていただきました。 よろしくお願いします。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.0; WOW64; Trident/4.0; SLCC1; ...@KHP222000122217.ppp-bb.dion.ne.jp> |
> そして、そもそもなぜ米国メーカー勢は旧来製品のマイナーチェンジばかりで新規製品を中々出さないのでしょうか?(どうも傍目にはそう見える気が。) ベルはオスプレイ作ってますし、ボーイングは787作ってます。大統領ヘリで負けたシコルスキーですが、あのS92は一応新型機でした。そしてLUHの勝者であるEC145だってBK117ですから初飛行は30年前で結構古いです。 > バイアメリカン条項によってアメリカ国内工場で作り、雇用を守り法人税を納めればそれで良いよというドライなスタンスなんでしょうか? ドライというか、それが一番大事なことでは? 感情面はもちろん重要ですが、それは選挙という形で政治に現れるわけですし、そうなると単なる好悪よりは金銭や雇用のほうが重要な話になるのも当然です。米国はあれでいちおう民主主義の国ですから。 またUS101やKCXは大統領選挙ともからんでグチャになってますが、こんなのよくある話です。外国製品が地歩を固めるというのは中々に大変なことなのですよ。 <Opera/9.80 (Windows NT 6.1; U; ja) Presto/2.6.30 Version/10.61@KD125054148045.ppp-bb.dion.ne.jp> |
単純に欧州での軍事産業のパイが減少して、欧系企業の売り込み(ロビー活動)が激しさを増してるんでしょうかね? <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.5; .NET C...@218.33.162.121.eo.eaccess.ne.jp> |
> 単純に欧州での軍事産業のパイが減少して、欧系企業の売り込み(ロビー活動)が激しさを増してるんでしょうかね? 最近、タレスがコロンビア海軍の上級職(大佐以上)を雇用してますね。メールがタレス名で来て判った。コロンビア海軍は今、戦術指揮装置の改編を計画してるから、その関連だと思うのですが、南米の海軍は英国とイタリアが強くて、ドイツがわずか(コロンビアのみ?)にある程度。 <Mozilla/5.0 (Macintosh; U; Intel Mac OS X 10.5; ja-JP-mac; rv:1.9.2.8) Gecko/2...@139.cpe-190-154-13-offline.gye.satnet.net> |
> どうもここ最近、欧州兵器メーカー勢に米国の伝統的な兵器メーカーが立て続けに敗北しているように表面的には見え、時には米国勢が様々な理由をつけ政治的圧力を使いちゃぶ台返しをしているようにも見えます。 elebras氏のほうが詳しいと思いますが… 軍事とも民間とも取れる中途半端な存在ですが、海図にかかわっています。米国の場合、国防省発行のNIMA版、商務省発行のNOAA版とあります。米国で大々的にバックアップしているのが商務省発行のNOAAですが、縮尺や用途により海図サイズがバラバラ、経緯度線の表記方法がまちまちのため使いにくいのが難点で、あまりユーザーの評判が良くありません。流通網、精度、種類で飛びぬけた本国のBA(英国水路部)版が使われるようになっています。詳細な水路情報、海洋学情報を付加したAdditional Military Layers(AML)が軍用では付加されます。 ここに飛び込んできたのがノルウェーのCMAP社(といっても航空が強い米国JEPPESEN社が母体)で商船用でかなりシェアを食われたのと、国際協定でユニバーサルな利用が認められている紙海図と違い、電子海図では各国当局が自国領海のデータの法的権利を有しているので別の取り決めが必要になります。そのため、外国の当局間と契約を結んで自国の海図をBAの流通網に載せてもらったり、海図の改版を外国当局にやってもらうなどして、更新頻度をUPすることで流通・商品シェアの低下を抑えるとともに、途上国などでは自力では難しい測量業務を請け負うことで相手国のデータが入手できて、販路も確保できるという二倍美味しいビジネスになります。 米国としては上記の理由で提供してもらえない他国領海のデータを本国を介することで合法的に入手できますし、BAはBAで国防省や商務省のデータをもらえる上に、米国内で商売が出来るというメリットがあります。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; YTB730; GTB6.5...@FL1-220-144-82-104.kng.mesh.ad.jp> |