|||| 議論ボード ||||


  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃トピック表示 ┃番号順表示 ┃検索 ┃設定 ┃過去ログ ┃戻る  
624 / 968 ←次へ | 前へ→

公共事業としての戦争
 じゃま  - 14/6/11(水) 18:01 -
  
> 日本:「日本の生命線」と内外に喧伝した満州の保全が日本帝国の命題ですが、満州保全のために中国へ武力侵攻する必然性はよくわかりません

わたしも、どうして日本が大陸に大兵力を展開していたのか、わからないでいますし、人にも説明できません。
当時の中国大陸にはさしたる資源も無いし、貧しい農村が多くて市場としての価値もない。
そこに大兵力を送り、何度も包囲殲滅を試みるが殆ど失敗している。
武漢三鎮攻略以後は、戦略目標も無くなってしまった。
そこで大陸打通作戦などをはじめてしまう。

ので、仮説を提出してみます。
景気対策だったということです。

WW1で生産設備は猛烈に膨れ上がり、米国は膨大な利潤を得て、つかの間のゴールデン・トウェンティを謳歌できた。
しかしWW1が終結したあと、戦時需要は無くなってしまい、ビッグ・シュリンクが起こる。
生産能力は過剰、貨幣は過剰、労働力も過剰、資本も過剰、ということになってしまい、世界恐慌になってしまった。

それで、各国とも、軍拡に走ったんですね。
なんと、人民戦線のブルムでさえ、軍拡をやった。

その上で戦争をやれば、戦時需要ができて、全て解決できる。
WW2は必然だったかもしれない。

日本の場合、やや特殊なのは、食料を現地調達していたということです。
内地でも戦前から米が不足していて、仏印、中国、朝鮮から輸入していた。

おもしろいことに、どの国でも産業革命をやると、かならず人口が増えるんですよ。
農村の余剰労働力は都市に移動すればよいが、都市で労働需要が無ければ行きどころがなくなって、スラムができたりする。
日本も、その例にもれず。

だから、余剰労働力たる農家の次男坊、三男坊を大陸に送って自弁させていた、というのが支那派遣軍の実態だったのではないか。

ということで、ご意見ご批判をお願いします。
引用なし
パスワード
1,508 hits
<Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; Trident/7.0; rv:11.0) like Gecko@aa20111001946f573a51.userreverse.dion.ne.jp>

開戦と日米中の三角関係 ダッチ・カイザー 14/6/8(日) 10:36
┣ 一致しない利害 ささき 14/6/9(月) 6:32
┃┣ 公共事業としての戦争 じゃま 14/6/11(水) 18:01
┃┃┣ 適当なことを言っちゃ駄目よ BUN 14/6/11(水) 18:56
┃┃┣ 適当な事を云っちゃダメよ 14/6/14(土) 13:47
┃┃┃┗ 武漢三鎮 じゃま 14/6/14(土) 16:59
┃┃┣ 目的と手段と結果 ささき 14/6/15(日) 5:30
┃┃┗ 公共事業としての戦争は成り立たない おうる 14/6/15(日) 13:32
┃┗ 一致する利害は存在するが追求することは許されない おうる 14/6/13(金) 23:55
┃┗ 長文ありがとうございます ささき 14/6/14(土) 4:48
┗ 戦争に至るまでの道のり ダッチ・カイザー 14/6/15(日) 17:18

  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃トピック表示 ┃番号順表示 ┃検索 ┃設定 ┃過去ログ ┃戻る  
624 / 968 ←次へ | 前へ→
ページ:  ┃  記事番号:   
(SS)C-BOARD v3.5.1 is Free.