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> 新谷かおるのマンガにあったように、第二次大戦の欧州戦線の夜間防空戦でP61とHe219が戦うような場面があったのでしょうか?またそのような場合が仮にあったとして、どちらが優勢を占めることができたのでしょうか?
どっちに先に書き込んでいましたが、きちんと縦列を組んで夜間空襲に次々にやってくるランカスターなどに対して、ドイツ夜間戦闘機が、一番おいしそうな目標に向かって攻撃中に、ほとんど警戒していなかった後方から、モスキートなど随伴してきていた連合軍の夜間戦闘機に攻撃されたとの話は有名ですが、それは、何とか不時着できたドイツ夜間戦闘機乗員(死んでいたら話題にもならない)が作り出した、伝説なのでしょうか?
ドイツ夜間戦闘機が、連合国側の夜間戦闘機に補足された時点で、既に勝負は決まっているわけですから、反撃するどころか、運良く不時着できたり、無事脱出できれば、それはそれで、ドイツ夜間戦闘機部隊としての任務は、立派に果たしたことになり、作戦的には成功したと考えるべきだと思います。
そもそも、ドイツ夜間戦闘機部隊には、連合国側の夜間戦闘機を駆逐して、夜間の制空権を確保する任務などは、与えられていなかったはずです。ともかく、24時間にわたる航空優勢が常に確保されていれば、イギリスも無理に夜間爆撃など、はなから行う必要があったでしょうか?
しかしながら、女性の管制官(?)から「Comeback Lancaster, comeback!」と連呼されるシーンは、イギリス人のミリオタには、たまらないのでしょうね。それが、「カムバック、クロゴケグモ!」じゃ、小説にもならないでしょう。
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