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> とはいえ、10000mを超えるほどの高高度爆撃が殆ど無かったというのは結果論として知っているから言えることで、二次大戦前から技術的に可能だと判っていたことに対し、軍としてその対応策を何も打たないわけにはゆかないのではないでしょうか?
> 「想定した脅威が実際には使われなかったから無駄だった」というなら、世界各国で毒ガス戦を想定して生産されたガスマスクや解毒剤も「リソースの無駄」で「大失敗」という事になってしまいますよね。実戦で使われずじまいだった弾薬の備蓄も無駄?爆撃を受けなかった町に掘られた防空壕も無駄?戦争というのは結局、壮大に無駄な浪費なのではないでしょうか。そのなかで失敗した試作兵器の一部を取り上げて「無駄」と言われても、私には「なんだかなぁ」と思えます。
おひさしぶりです、ささきさん。
本年もよろしくお願いします。
さて一万メートルの高空から爆弾を落としてどれほど命中するのか、だーれも知らなかったので、あな恐ろし高高度爆撃ということになったのだと思います。
アメリカならいいんですよ。
千手観音みたいなものなので、目の前の火の粉をはらうのに懸命な一方で、二、三本の手でマージャンやっててもいいです。
でもマンパワーも資材も限られた日本では、某社のごとく、「選択と集中」しなければならないと思うのです。
あれもこれも、と総花式で欲張ることができないはずなのに、
立川飛行機なんか中島や三菱とは違ってどうせヒマなんでしょということでよくわからない与圧室なんぞやることになってしまった。
俺のいたとこだってそうなんだよ変テコなの押しつけられてさあ、戦時なんだから余計なことやめときゃいいのに、と満飛に勤めていた老先生に聞いたことがあります。
で、金持ちアメリカでさえ、ポラリスミサイル開発のとき、開発テーマが錯綜して、オペレーションズリサーチで切捨てしなければならない。
ORとまで気張らなくても、毒ガスや高高度爆撃がどれだけイタイのか、調べなかったのかなあ、と思います。
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