|
本当に紹介先記事をぜんぶ読んでますか?
1.については知りませんから、誰か他の人の回答を期待してください。
2.について、読解が誤っています。
該当記事にこうあります。
>最後の機体が領収されたのは十九年二月の事だったと言われています
で、同じく本文から、紫雲の実戦転用の発令が「十九年四月半ば」、紫雲隊が第12偵察隊に編入された(実戦投入された)のが十九年六月五日です。
つまり、「勇戦敢闘したにもかかわらず(中略)、以後の生産が中止された」わけではありません。
既に生産が終了し保管状態にあった飛行機の埃を払って実戦用途に転用しただけです。時系列の理解が誤っています。
また「戦訓でダメダメ飛行機とされ」たという点について、やはり本文から抜き出してみましょうか。
>紫雲の如き実用実験不充分にして互換性なく、代替機ゼロの飛行機を第一線に急速増援兵力として進出せしむるは労力予想以上大にして効果少なく、害ありて利少なし。本兵力並びに労力を他方面に利用し居らば適当なりしものと認む
つまり審査不十分で実用機としての熟成が済んでいない事実上の試作機、しかも既に生産が終了し代替機もない(当然補用部品等も充分でない)事実上ワンオフの飛行機をリソースが限られ消耗の激しい実戦で使うのは大変であり、熟成が済んで代替機も補用部品も期待できる現用機を運用した方がマシだ、という現場の意見の話でしょう。
スペックシートの話じゃないですね。
3.について、ここ10年出版された記事は全て目を通しておられるのですね。すごい勉強家ですね。
|
|
|