|
> 傑作、駄作、凡作という言葉の定義も曖昧ですが、大雑把には
>
> 傑作…飛び抜けた高性能を発揮した、あるいは実戦で大活躍した
> 凡作…取り立てて欠点もないが見るべき性能もなく、大した活躍もしなかった
> 駄作…他国の同程度機に対し欠陥的に劣り、事故や戦闘で大被害を出した
>
> というような定義になるでしょうか?そうすると紫雲はどれにも当てはまらないと思いますが、いかがでしょうか。
うう、本の題名から素直に持ってきた持ってきただけなんですが、カテゴライズするというのはなかなか難しいものですね。
ところで別の件で世傑No.141Me210/410を見ていたところその51ページに疋田遼太郎氏の言として「学校を出て海軍に入ったころ、先輩たちが『アノ飛行機は当たった』『アレは当たらなかった』と話しているのを聞いて、ヒコーキは、当たったり、当たらなかったりするのかと思った。…」という記載があるのですが、これに従えば紫雲は当時の海軍では「当たらなかった飛行機」ということなりますでしょうか。
ただ飛行機ににも運の強いのがいて、太平洋ではダメダメでもフィンランドで大奮戦F2Aバッファローとか、米英では低評価でもレンドリース先のロシアで大活躍ささき様大好きP39エアラコブラとか一概に言えないものもあります。
私個人としては紫雲はあの当時二重反転プロペラを実用化して実戦参加したというだけで、傑作機としたいところですが…。この記載にあたり各種の日本海軍の「偵察機」「水上機」についての解説本を見ましたが、機種一覧のなかに紫雲の名がないものや、記載自体が全くないものがままあります。ただコンセプトとかメカニズムには妙にそそられるものがありますね。どっかで1/48でプラモ出しませんかね。
|
|
|