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> そうですが?
> ちゃんと「真珠湾攻撃の半月後のこと」と私は書いてますよ?
> あなたは相手がいう事を理解せずに言葉のうわべだけに反応してレスを返しているのですか?
これはわたしが悪い。
すみませんでした。
>
> > > 米軍が欧州を優先したというのは、真珠湾攻撃の影響を受けた結果の一つでしかないのですよ。
>
> 欧州優先はチャーチル(英国)の都合であって、米国の意向によるものではありません。米国がチャーチルの要望通りに欧州優先に切り替えたのは、真珠湾攻撃による状況変化を受けての事です。
> レインボープラン立案の中心人物であるウェデマイヤー自身は、ルーズベルトがチャーチルの口車に乗って戦争計画を引っ掻き回さなければ戦争は史実より2年早く終結したはずだったと回顧録に記しています。
これは矛盾していますね。
というか、トリレンマに陥っている。
A.チャーチルの要請によって欧州優先となった。
B.真珠湾攻撃の結果、欧州優先となった。
C.ウェデマイヤーの判断が正しいなら、A.、B.いずれにもかかわらず、太平洋を優先すべきであった。
という、A.、B.、C.、三つの、相互に相容れない原因があったことになる。
> なんで、「振り向いてもらう」必要があるんですか?
> これによって日本海軍は本来の目的である南方進出への時間を稼ぐことを成し遂げたわけです。
南方へ進出して、わずか半年後には米軍の反攻が開始されている。
真珠湾で数隻の戦艦を沈めても、さして影響はなかったわけです。
> > 天候がどうしたとか、まったく戦術的な判断ですね。
> > もうちょっと気のきいたリクツを期待していましたが。
。
> 事実は事実です。
> 変な期待を抱いているから、事実と異なる理解をしてしまうのではないのですか?
外交交渉や、米独の関係の方が考慮されるべき局面だったでしょう。
奇襲なんて、小手先を弄したところで、どうにもならない。
>
> > でも、現に欧州優先ということになったのですし。
> > 日本軍は連戦連敗の弱敵だったでしょう?
> > 後回しでいいんですよ。
>
> 米国にとってはもともとどちらを優先させたとしても短期的には大きな違いはありません。どうせ両方を相手にするつもりだったのですから。
いいえ、そんなことはありません。
真珠湾攻撃がなければ、日米の全面戦争は生起しなかったかもしれない。
> 結果的に米国をして太平洋方面を後回しにさせることに成功したのは真珠湾攻撃の一つの成果であり、南方進出のための時間を稼ぎたかった日本にとっては最大の戦果と言っていいでしょう。
たった半年でガダルカナル反攻が開始されたわけで、真珠湾攻撃で数隻の戦艦をしずめても、いくらも影響しなかった。
なんのための奇襲だったのか。
> > 軽工業と重工業の話が唐突にでてきましたね。
> > ご説明願いたく。
>
> 経済の話が出てきたので、経済の話をしたがる人に合わせて理解しやすいようにたとえ話をするつもりで重工業/軽工業の違いを出したのですが、総額だけでしか経済を見れない人にはやはり理解できないようですね。
> 費用対効果とか効率の話です。
> これでもわからなければ別のレスで説明します。
やはり、わかりません。
軽工業と重工業と、真珠湾攻撃の関連は、どこにあるのでしょうか。
>
>
> > モンロー主義が意味するのは政治的中立です。
> > そして、それを放棄したとき、最初に介入するのは欧州と決めたわけです。
>
> それも史実と異なります。というか、あなたはモンロー主義自体を誤解しています。
??ここでおっしゃられている「史実」とは?
>
> > 軍隊は自らの存在理由を常に必要とするのですよ。
> > 「米国が」ではなくて、「米国陸海軍が」準備していたのですね。
>
> レインボープランの立案を命令したのは米陸海軍ではなくルーズベルト大統領であって、戦争の準備は米政府の主導によるものです。
> あなたのその認識は全く事実に反します。
いいえ、レインボープランは米陸海軍統合会議で提出されたものです。
> > ウィルソン大統領の方針ですね。
> > 「正義は戦争に優越する」
> > という。
>
> 正義が戦争に優先するのであれば、モンロー主義は堅持されなければなりません。
いいえ、正義のためなら、悪である戦争も仕方が無い、ということですよ。
ウィルソンはユートピアニストでしたから。
> WW1への参戦はモンロー主義の事実上の放棄です。
まったくそのとおりです。
そして、WW1以後はモンロー主義に回帰してしまった。
ズデーテン割譲、ダンツィヒ回廊割譲、オーストリア併合いずれにも介入しなかったのですから。
> せめてWikiのモンロー主義のページで良いですから読んでください。あなたは明らかに誤解しています。
Wiki以外の本も読んで見ましょうや。
>
>
> > 米国が先に手を出させたのは、うまいやりかたです。
>
> 「先に手を出させた」と考えている時点で、一方に責任があるという主張は成立しません。
いえ、先に攻撃をしたのは日本でしたから。
愚かなことでした。
>
> > このロジックには飛躍がありますね。
> > 勝ち目が無い戦争はやめなければいけない。
>
> 飛躍しているのはあなたの考え方です。
> 戦争をやめる権限は軍隊にはありません。戦争をするかしないか、どうやめるかは政府が決定することです。軍は政府の下部組織に過ぎず、戦争は外交手段の一つです。軍は政府の方針に従って戦争をするのです。軍隊が勝手にやって勝手にやめるものではありません。
それは理想論であって、実際には陸海軍主導で政策が引っ張られていたでしょう。
>
> > そういう「みんなが有罪なのだから、みんな無罪だ、なかよくしようや」
> > という、日本流議論がまかりとおってしまうのが問題なので。
> >
> > 当時の民衆にどれだけ政治的な力があったというのでしょう。
> > 大政翼賛会のあとで抵抗を続けたのは共産党と創価学会ぐらいなものでしょう。
>
> 当時の陸海軍であれ政府であれ、民衆の影響力は無視できませんよ。
> 民衆の影響力を無視できるくらいなら、ハルノートを呑んで是が非でも戦争を回避したでしょう。それをしなかったのは、日本国民の怒りが自分たちに向かう
本当に「日本国民の怒」っていたか、大いに疑問です。
徴兵忌避のような事態は絶えず起こっていたのだから。
> ロシア革命の混乱をついて軍事行動に出ようとした日本政府および陸騒動の影響で寺山内閣が総辞職に追い込まれています。
米騒動などではなく、シベリア出兵の失敗が原因でしょう。
> その後、陸軍はマスコミを使って大衆を扇動し、民意の後押しを受けられるように世論をコントロールしようとしていきますが、北進派・対支一撃派の対立といった内紛もあってコントロールしきれなくなっていっています。当時の軍と国民の関係は、今の中国と似たような状況だったと言えます。
「民意」を過剰評価されていますね。
「民意」などより、三井、三菱、住友といった財閥が、アジア進出によって不況から逃れようとしていた、その影響の方が遥かに大きい。
おカネが無いと、できないことなのだから。
> ついでに言うと「なかよくしようや」なんて私は一言も言っていません。そういうニュアンスを含んだ発言をした記憶もありません。
でも、日本国民みんなが、多かれ少なかれ、開戦に傾いていたというご意見でしょう?
>
> > だって、真珠湾攻撃は、米国と全面戦争やりますよ、というサインだから。
> > もう、外交や局地紛争で終わらせるつもりはないですよ、というわけです。
>
> 結果的に前後したとはいえ全面戦争をやりますよというサインは「宣戦布告」であって、攻撃そのものではありません。第一、攻撃自体は真珠湾以外でも実施されています。
真珠湾攻撃は、対米全面戦争に踏み切ることを意味しています。
ほかの軍事行動とはわけが違う。
> 真珠湾攻撃だけを実行しなかったとしても、全面戦争自体はすでにすることが御前会議で決定されていますから、
全面戦争にしたいのは陸海軍と財閥の意向だったわけです。
>
> > でも、真珠湾攻撃と対米戦は区別されるべきだとおっしゃっている。
>
> あたりまえじゃないですか。
> 真珠湾攻撃は対米戦の中で行われた軍事作戦の一つでしかありません。
> 源平合戦のすべてが「富士川の戦い」に集約できるわけではありません。
真珠湾攻撃は、対米全面戦争に踏み切ることを意味しています。
ほかの軍事行動とはわけが違う。
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