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> > 定義されていないものを論じるのは難しいですよ
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> うん
> そうですね
鉄ちゃんにも、撮り鉄とかいろいろ種類があるように、ミリヲタにも多くの種類があるのではないでしょうか?
例えば、軍事メカおたく・戦史おたく・戦術システムおたくなど、いっぱいありそうです。私を例にとると、まずメカニズムおたくから入門して、戦術レベルの戦史の勝敗の主要因が相互の兵器メカニズムの性能差か、戦術ドクトリンの影響かに進み、それが作戦レベルから、だんだん戦略レベルを調べるようになっております。
世界中の男の子は、子供だましのフィクションものにあきてくると、たいがい本物の芸術やスポーツや車や鉄道や飛行機ののりものから、兵器に興味がわくのが当然だと思います。日本では、その子供の時の興味のままに、大人になってもバーチャルなミリタリーの世界への憧れを持ち続けている、モラトリウムがつづいているのだと思います。
普通の大人には、大人にしか(経済的にも)味わうことができない趣味が沢山あります。大概の大人にとっては、子供のころに抱いた興味から、大人だけの世界にしかない趣味へ興味が移るのが当然なのでしょう。
また、諸外国では、本物の兵役に徴兵されて従事したり、予備役を続けなければならない大人がほとんどです。実際に兵役につかなくとも、徴兵登録が義務化されている国がほとんどだと存じます。海外のミリタリー関係のサイトでは、いくら内容のあるカキコをしても、投稿者に兵役の経験がなければ、全く相手にもしてくれません。ですから、一所懸命に英語で海外のミリタリーのサイトに投稿しても、単に無視されるか、良くてからかわれるのが落ちです。
つまり、日本のミリヲタは、鉄ちゃんなどと同じく、ピーターパン症候群にかかっているのでしょう。鉄道はふつは人を殺しませんが、軍隊や警察や海保は暴力装置ともいわれていますので、ミリヲタが敬遠されるのも当然だと思います。
私は、勝ちに不思議な勝ちもなく、負けにも不思議な負けがない、大戦後の冷戦終結までの、戦術レベルや作戦レベルのメカニズムが、いまだに大好きです。家族にはとっくに見放されておりますが・・・
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