|
> 個人的意見としては現状の自衛隊では専用の潜水艦救助艦で十分でしょう。
以前のカムチャッカの事故をを鉄にしても、これから出てくる27SSや28SSなど、AIPを降ろして大容量リチウム電池を搭載した新型潜水艦がふえてきたら、いかがでしょうか?
昔のように、瀬戸内海でのターゲット・サービスや、三海峡近くでソ連潜水艦と出くわしたら、自ら浮上するか、沈底して先制攻撃を受けないように祈っていた時代とは全く異なります。
たぶん28SSがSSNにひけをとるのは、フォークランドに駆けつけるなどの、戦略的超長距離高速移動だけになってしまいそうです。
米空軍機が、太平洋遥か沖合で遭難した場合には、海自の飛行艇しか救難する手段が(今は)ありませんが、これからは、「ちよだ」や「ちはや」では間に合わない場合、空輸可能のな米海軍のPRM Falconや、やっとNR5の退役が済んで、NATOの民間委託同様の「James Fisher Defence」空輸潜水艦救難システムに頼る必要がでてくるでしょう。NR5は海外にも多く売りましたし、英国もまだNSRSを信用していないのか、全世界のNSRAが運用できるVOOのリストが毎日改訂されている共に、LR5のリストもまだ残しているそうです。
米空軍機が太平洋遥か沖合で遭難した歳には、今は海自の飛行艇にお呼びがかかりますが、これからは「ちよだ」や「ちはや」で間に合わない場合、空輸可能な米国のPRM Falconや、NR5・NSRSに頼ることになりそうです。
逆に日本近海で潜水艦が遭難した場合には、どこのボードでも、海自が一義的な救難業務を担うことになりそうですが、空輸出来なくて間に合わないと、ISMERLOでも相手にされなくならあいのか、危惧しております。
なにせ、長年高額の予算で実用化している海自の救難飛行艇が救助した唯一の軍のパイロットは、現在日米軍司令官のJohn L. Dolan中将ただ一人なのですから、アメリカやアジア諸国が、海自の広域かつ人続な潜水艦救難能力に、これからは益々期待するようになると思います。
もちろん、これから大量生産されるはずずの、海自の新型潜水艦のサブマリナー達も、空からの救難ものぞんでいることでしょう。
しかしながら、2世代前から、機材一式の空輸とVOOを運用していた米英と、「ちはや」や「ちよだ」との互換性もないDSRVでは、かなり見劣りするばかりでなく、また間に合わない状況がおこらないかと、危惧しております。日本DSRVの操作性は、LR5などと比較にならないほど優秀ですが、時間内に間に合わなければ、話にならないと思っております。日本のDSRVの優秀性がもったいないとことにまたならないことを祈っております。
公式には、現状の潜水艦救難システムを大きく変更する計画はなく、しばらくこのまま続けるそうです。世界最高性能の潜水艦を隻数だけ沢山つくっても(過渡期の多数の「そうりゅう型」は売り飛ばすのでしょうか)、救難システムが2世代遅れているのなら、仕方がないと思うのですが・・・・
|
|
|