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ご存知の通り、ドイツ軍は西部戦線においてブービートラップを多用しました。様々な(誇張も含めた)エピソードが残っているのは、それだけポピュラーに見られたということでもあったと思います。
ドイツ軍やフランスやベルギーなどの西部戦線で仕掛けたブービートラップは、計画的な撤退戦の一環といえたのか、それとも味方が明らかに活動していない地域だと少なくともドイツ軍が確信を持った状況に置いて仕掛けられたと考えるべきでしょうか?
また、イラク、アフガニスタン、シリア、リビアなどの内戦の映像を見ても、手榴弾を投げている様子をほとんど見ません。もちろんまったく見ないわけではありませんが、私が見た範囲では「戦車に肉薄して戦車砲の先から手榴弾を入れた」ものと、「おそらく破棄された装甲車の室内に投げられた」もの程度でした。どちらも投げていないのです。「投げる」という言葉ではなく、「放り込む」があっている。
先日のパリでのテロリストもライフルで武装し、中には体に爆薬を巻き付けたテロリストもいたとのことですが、爆薬を巻き付けて自爆すれば死なばもろともができますが、それより室内に突入してきた敵に対して隣室から手榴弾を放り込んだほうが効率がいいような気がしてなりません。なにしろ、突入隊は閃光手榴弾を用いるわけですが、建物の破壊を厭わないテロリスト側とすれば手榴弾は小型で使いやすいのではないかと思えて仕方がないのです。
最近は日本人の子供でも「ボールが投げられない」という子が増えているそうですが・・・
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