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> 航空機は、昆虫よりも、相対的に粘性力の影響は小さいということはわかります。
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> でも、レイノルズ数という無次元数をもとに絶対値を論じることはできませんよ。
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昆虫ですら、慣性力が粘性力の約1000倍、航空機ではさらに慣性力が大きい、ということを申し上げているのであり、絶対値を論じてなどいないのですが。
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> > 飛行機の全抗力に対する粘性摩擦の割合が大きいのは、機体の流線型化が進んで表面摩擦抗力以外の抗力が減少したためです。初期の複葉機などでは支柱や張線による形状抗力(圧力抵抗)の方が大きな割合を占めていますね。
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> 初期の複葉機はそうでも、一般化することはできないと思います。
「流線形化が進んだ現代の航空機だからこそ他の要員による抵抗が減り、粘性摩擦の影響が増大したのであり、初期の複葉機では形状抵抗の方が大きい
かった」
と申し上げているのであり、一般化云々の話は何もしていますいないのですが。論点をすり替えるのはやめて下さい。
> そんなことはありません。
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> 非粘性流体の翼理論では、渦が発生することはない。
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> 渦は与件になっている。
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> 粘性がなければ、渦は発生しない。
渦は粘性によって発生し、粘性によって消滅しますが、高レイノルズ数の場合、その途中過程では粘性の影響は十分に小さく、非粘性と扱っても十分な近似になり得るんですよ。
> ヘルムホルツの定理は、静的なモデルなので、現実とは違うところがあると思います。
そもそも、じゃまさんは流体力学もヘルムホルツの定理も充分に理解していませんね。
もしこれらをちゃんと理解しているのなら、「速度が大きいから粘性の影響が大きくなる」とか、「ヘルムホルツの定理は渦の不生不滅という仮定を置いている」などといった頓珍漢なことは言いださないでしょう。
ヘルムホルツの定理の限界などと大仰なことを言い出す前にまずこれらの事項について勉強しなおしてください。
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