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仮にそのスペック通りの戦闘機が完成したとして、まず別途局戦が必要になる事には違いないと思います。何故なら多少高速化したとはいえ局戦に求められた要求を満たすだけの性能はないからです。
そして、雷電にリソースが集中された理由は局戦への期待もさることながら、雷電開発の技術的ハードルの高さが理由であろうと考えられます。よって、雷電へのリソース集中傾向は史実と同じでしょう。
史実と変化する可能性があるとすれば、雷電へのリソース集中傾向が逆により強まるのではないかと想像します。
零戦が初期型の段階で高速化しているので、性格的には史実の三二型が前倒しで登場することになります。長大な航続力を持ったモデルが存在していないので、二号零戦問題が生じません。
もちろん、エンジンの高出力化や搭載機銃の変更&弾数増加といった改良は必要になるので随時モデルチェンジは行われるでしょうが、二号零戦問題やそれにまつわる不具合対応への必要性は減少するのではないかと想像します(かなり楽観的だとは思いますが)。
つまり零戦が最初からある程度改良された状態で登場することによって、零戦を改良するために必要なリソースが減少し、その浮いた分が結果的に雷電へ集中してしまうのではないかと
おそらくご期待に沿うコメントではないとは思いますが私はそのように想像します。
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