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> > はまぎりのマストに翻っていた新撰組の旗や巨大自衛艦旗は、どの法的根拠で、誰の命令で、掲揚したのですか?これらは貴殿への質問です。
> 私の回答が、このような煽りの形で引用されるのは極めて不本意です。
> 巨大自衛艦旗については、そのシーンに応じて艦隊司令官/群司令/隊司令/艦長といった各級指揮官の命令によって使用されます。
> 乗員が自己満足のために好き勝手に揚げている訳ではありません。
誠におっしゃる通りで、YK様から、純粋なご厚意でご教授いただいた情報を、私の自己中心的な独りよがりで、自分に都合の良いように、勝手に引用してしまいました。お詫びする言葉もございません。全面的に撤回するとともに、深くお詫び申し上げます。深く反省しておりますので、何卒お許し頂きたくお願い申し上げます。
SCさまからの:
> 自衛隊員は自己満足での行動はなく、命令によって行動するのでは?
とのご指摘には、かなりカチンときましたので、全く関係のない各隊員の自己犠牲の精神と、広報で行うパフォーマンスをわざと混同させて、このような「煽りの形で引用」をしてしまいました。現場の隊員の方々にもご不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳なく存じております。
私は以前、縁あって当時のシミュレーションの飽和潜水の日本記録(?)を持っておられたダイバーと話をしたことがありますが、どうしてそんなに危険な仕事ができるのかしつこく尋ねました。単に「命令」だから、などとの簡単な回答はもちろん返ってきませんが、自分の自己満足だよとの答えでもありませんでした。
かなり答えにくいようでしたが、私の解釈では「自分には生まれ持った才能に加えて、訓練で培った、他の隊員が獲得していない能力があるのだから、遭難した仲間を助けるために、命がけでもっと厳しい訓練を続けるのは当たり前だ」とおっしゃりたかったように感じました。
つまり、一人一人の海自隊員は、自分の才能と国費で受けた訓練によって身に着けたそれぞれの能力を、自分を犠牲にしてでも活用する義務があるとの、一種の「ノブレス・オブリージュ」に似た考えをお持ちになっておられるように思いました。それを素人が表現すると「シーマン・シップ」の一つと言うことになるのではないでしょうか?
4月に今年度予算で、「ちよだ」の後継の「多目的新型潜水艦救難艦」を292億円で三井造船が受注しました。どんな状況を想定して設計しているのか、全く理解できませんが、本職の海上保安庁がお手上げの大規模海上災害に対して、2000トンほど大きくした「多目的」潜水艦救難艦が、どんな活躍ができるのか、ぜひ知りたいところです。
海自に限ると、US-1やUS-2は、洋上はるかかなたで遭難したP-3Cや、その空域の航空優勢を保っている日米の航空機が遭難した場合に備えて、あのような高価で高性能の救難飛行艇を使い続けているのです。たった一人でも助けた実績があれば、その海域のASWは万全だと言うことになります。
> また、人命救助を自己満足で行うのか、という質問に対して広報で行うパフォーマンスを例示するのは、SC様に対しても現場の隊員に対しても誠意に欠けるのではないかと愚考します。
全くおっしゃる通りで、深くお詫び申し上げます。言いたいことはだいたい書きましたので、このトビはこれで終わらせていただきます。私としては本意ではなかったつもりなのですが、結果として、大変不愉快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございませんでした。しばらくは自粛します。
今後とも、ご指導を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
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