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ぴえとろ大尉さん、はじめまして。
レスいただき、ありがとうございます。よろしくお願いします。
> →アフガン山岳ですら戦車を運用できたのですからより軽量な日本戦車は問題ないかと。
しかし、その戦車がほとんど役に立たず、たぶんAPFSDS弾なんて使う機会もないまま、せいぜいRPGしか持っていないアフガンゲリラにあしらわれて、結局は撤退してしまったのではないでしょうか。
> WW2の時に、日本陸軍は戦車を事実上あきらめて、予算を航空機に振り向けてしまった。
> →先の大戦では予算以上に制約のあった物資不足があり、航空機に重点をせざる得ませんでしたが、現在は物資面の制約はほぼなく予算の問題です。戦後、航空機の高騰はとどまることはなく10式戦車が1両10億円とF35と比べ物にもなりません。
航空機に比べれば遥かに安価であることには賛成です。
しかし装甲装軌車のメンテナンスはなかなか大変で、もし戦車を揃えるお金があるなら、そのぶんATMをたくさん持っているほうが、もっと安くていいのではないでしょうか。
揚陸部隊に対戦車武装するのはきわめて重い負担になります。74式・90式・10式の性能以前に、日本に戦車部隊があるというだけで現在大きな防衛力となっております。
これは侵攻側の補給能力の問題にもよるのではないでしょうか。
ノモンハンみたいに速射砲と火炎瓶でいくら潰しても、侵攻側が新手を投入してくれば、こちらは逐次損耗が増えて対応できなくなってしまう。
部隊を揚陸できるというのは、侵攻側の制空制海権が確立していて、こちらはもう補給を期待できない状況でしょう。
> 戦車が一番こわい相手は、敵戦車ではなくヘリとか散開した歩兵でしょう?
> そちらを充実させたほうが、と思います
> →自衛隊に戦車がなければ敵上陸部隊は戦車の必要性は薄まります。揚陸の困難さを考えれば、上陸部隊は戦車を主力とすることはないでしょう。
これはわたしの間違いでした。
おっしゃるとおりですね。
> →戦争は外交の延長です。スエズ動乱の英・仏・イスラエルの軍事的勝利は政治・外交的勝利につながったでしょうか?
政治・外交まで議論を広げると、むずかしいですね。
反論を考えます。
> わたしには“動的防衛”を重視する新防衛大綱の戦車配備数を削減はするが開発・生産は継続するという考えは現状に即した妥当な判断と思います。
うー、「削減はするが開発・生産は継続する」というのは日本式玉虫色決定の悪しき一例ではないか。
どうしたって戦車があった方がかっこいいから、戦車は欲しいけど、必須とも言いにくいので削減する、少々つくっておく。
さて戦車の参加する一大会戦があったとして、少々の戦車なんて瞬滅しておしまいではないでしょうか。
開発・生産に予算を投入する意義はあるでしょうか。
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