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> そして御説はどうも近接火力支援と阻止攻撃を混同しているように感じます。
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> > 武器よさらばの時代ならともかく、
> > 今なら、火力支援をしたとたんに、
> > 敵から、正確な反撃を受けるはずです。
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> 現代の砲兵は対砲兵射撃で簡単に制圧されないように戦います。
> 分散した砲兵火力を一点に集中できるようなシステムが現代の砲兵戦を支えています。
> 対砲兵戦が正確かつ効果的に行われていたのはまさに「武器よさらば」の時代なのです。
BUN様、いつもながら明確なご回答を賜り、恐縮しております。
最後に、付け加えさせてください。
一応、戦略爆撃と航空阻止と近接航空支援の3つの言葉は知っております。また、現在米軍では、以前はCASとよく混同されていた戦場航空阻止という概念も使われていないと聞いています。私も昔の戦記を読んでいる時と、現在の論文とで、BAIとCASをよく混同してしまうと自覚しております。しかしながら、今でも、航空阻止と近接航空支援とは、はっきりと区別できる航空作戦なのでしょうか?今も昔もCASとは、陸上部隊のJTACやFACとの密接な連携が保たれているのかどうかがキモだったはずです。攻撃する目標が前線からどれだけ離れているかなど、距離とは無関係だと理解しています。つまり、誰(TACC?)がどのような目的で行われた作戦なのかが、Air InterdictionとCASを分けていると理解しています。現在では、BAI華やかしき時代よりも、衛星から無人機まで、航空部隊の司令部は、へたな地上部隊の指揮官よりも、刻々変化する戦域の状況を、遥かに詳しく把握しているのかもしれません。
荒唐無稽な例え話をさせてください。水面下での停戦協議が行われているせいか、一見、前線が膠着状態となっていた赤軍と青軍の前線をまたいで、突然赤軍から105mm砲の猛砲撃を青軍が受けました。これは赤軍の大規模攻勢の準備射撃だと考えた青軍の前線指揮官は、FACに航空支援を依頼し、FOには暴露された敵砲兵陣地に対して、手持ちの155mm砲を全て暴露させて反撃の猛砲撃を打ち返しました。しかしそれを予想していた赤軍は、遠くに分散して隠しておいた203mm砲で、次々に青軍の砲兵陣地をつぶしにかかりました。残念ながら砲兵の能力では遥かに劣る青軍は、赤軍に対抗できる大砲がないため、次々に潰されていく(前線深くに赤軍のFOが大勢いたのでしょうか?)青軍の砲兵陣地の報告を受けながら、青軍航空部隊に丸投げした、赤軍203砲部隊やそのデポに対する航空攻撃作戦の戦果を待つしか、青軍の前線指揮官には何も対抗手段が無かったとのことでした。
さて、航空優性が両者ほぼ拮抗していたとしたら、どこまでがCASでどこまでが航空阻止なのでしょうか?また、昔のBAIは、どの作戦をさすのでしょうか?
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