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> 九五式水偵が活躍できず、水戦の価値が下がったというのは面白いと思います。
> しかし、水戦は「南洋において飛行場を設営するまでの防空用」に開発された訳ですから、海軍設営隊に重機が大量に導入されて米海兵隊よろしく一日で飛行場が設営できるようになったとか、翔鶴型がエセックス級よろしく大量建造されて南洋諸島に飛行場を設営する必要が低くなった、といった歴史改変でもしない限り、水戦の開発をやめるということにならず、むしろ水戦に史実より過酷な要求が課せられる(紫雲の様にフロートを切り離し式にしていざというときには身軽になれるようにしろとか)ことも考えらると思います。
それは、十五試水上戦闘機が担うと思います。
> 十六試ということは既に零戦が大航続力を大陸で活躍している訳ですが、それなのに次期艦戦で航続距離を切り下げるには、何か理由が必要かと思います(水戦がないと代わりに艦戦が防空する範囲が広がる訳で、そのためには大航続力が必要とされる可能性が高いです)。
それは、機体の大型化を防ぐためです。
史実の烈風の大型化の要因は、航続能力と離着艦能力を両立させた結果です。
そのため同じことを中島飛行機に要求した場合やっぱり大型化する可能性があったので航続能力を引き下げました。
> その後にある防弾にしても(そもそも「防弾を装備しろ」というのは曖昧模糊とした要求で、普通は「操縦席に防弾ガラスや○mmの防弾板を装備すること」とか「燃料タンクを防漏式にすること」といった表現になるかと思います)、史実の十七試艦戦では燃料タンクの防弾については触れられていないことから考えれば、操縦席の防弾装備はともかく燃料タンク防弾については何か理由が必要(例えば大陸に進出した零戦が僅かな被弾で次々と熟練搭乗員毎大量に失われたとか。尤も渡洋爆撃時の九六陸攻のことを考えると)になるでしょう。
わかりました。
もっと具体的に要求します。
「全ての燃料タンクに防漏ゴムを張る。
操縦席の風防前面に70mm厚の防弾ガラスならびに操縦者座席の頭当てと操縦席後方に13mm厚の防弾鋼板を装備すること。」
> また、別の枝で速度や武装について指摘される度に「570km/h程度」とか「20mm機銃×4+7.7mm機銃2挺」という風に要求を変更されておられるようですが、「なぜ(3年後に実用化される新型艦戦の)最高速度が(当時開発中だった二号零戦の試算最高速度と20km/hと変わらない)570km/h程度なのか」や「なぜ武装が(十四試局戦より強力な)20mm機銃4挺なのか」を論理的に説明できなければ、「とりあえず零戦より速くて火力の大きい戦闘機を考えてみました」程度のリアリティのない話になると思うのですが、いかがでしょうか。
その指摘とその後考えた結果「1942年まで待って誉の開発が完了してから誉の搭載を前提にした新型艦上戦闘機を考えたら」という考えが芽生えてきました。
もしかしたら別のIfを考えるかもしれません。
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