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現在の技術で oto 16/12/22(木) 19:01

Re:現代の戦車など 兼務 17/1/12(木) 21:02
┗ Re:現代の戦車など おうる 17/1/13(金) 18:19
┗ 運動量の保存 兼務 17/1/14(土) 17:53
┗ Re:運動量の保存 おうる 17/1/14(土) 19:32

Re:現代の戦車など
 兼務  - 17/1/12(木) 21:02 -
  
> > 装甲板より砲弾の方が硬ければ、入射角はあまり関係ないのではないでしょうか。
>
>  砲弾の硬さじゃなくて、主に「衝突する速度が高ければ」です。

衝突する速度が高くても、砲弾が鉛弾のように柔らかいと、砲弾の運動エネルギーは、弾丸を変形させるエネルギーに変換され、つぶした餅みたいになると思います。

>  装甲が砲弾をはじくのは、主に装甲の剛性と靭性(粘り強さ)による効果です。

剛性というのは弾性係数の逆数[N/m]ですから、あまり関係ないように思います。

>  しかし、砲弾の運動エネルギーが高くなり、装甲と砲弾の接点の圧力がある一定以上に達すると、靭性がほとんど利かず液体のようになって砲弾が侵徹するようになります。

靭性というのは、応力ひずみ曲線の下の面積[N/m2]で、これが大きければ、大きなひずみ変形を得ることができる。
靭性は一定の値だから、それが「効かない」ということはないと思います。

靭性が無ければ、ガラスのように割れてしまって、セルフシャープニングは起こらないのではないかと思います。

>  この領域では入射角の違いによる影響はほとんどなく、避弾経始の効果は期待できません。

そうですね、現代の戦車はカクカクしてますね。
引用なし
パスワード
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Re:現代の戦車など
 おうる  - 17/1/13(金) 18:19 -
  
> 衝突する速度が高くても、砲弾が鉛弾のように柔らかいと、砲弾の運動エネルギーは、弾丸を変形させるエネルギーに変換され、つぶした餅みたいになると思います。

> 剛性というのは弾性係数の逆数[N/m]ですから、あまり関係ないように思います。

> 靭性というのは、応力ひずみ曲線の下の面積[N/m2]で、これが大きければ、大きなひずみ変形を得ることができる。
> 靭性は一定の値だから、それが「効かない」ということはないと思います。

> 靭性が無ければ、ガラスのように割れてしまって、セルフシャープニングは起こらないのではないかと思います。


 それは塑性流動現象が起きない領域に限った話です。

 「硬さ」のない水等の液体であっても、水面に極端に速い速度で物体がぶつかると、その物体は破壊されますよね?
 通常であれば水は物体が衝突すれば、その部分の水が飛び散って物体を避けますが、物体の速度が水が飛び散るより速度よりも速ければ、水がよけてくれないので衝突の衝撃が物体に返ってくるからです。

 物体は外圧を受けると変形しますが、変形するためには外圧が接点以外の部分に伝達する必要があります。接点以外の部分に外圧が逃げ、接点周辺の広い範囲で力を受ける結果、変形という現象が起きるわけです。
 では、接点に加わった力が伝達するよりも、接点に力を加える物体の速度が速かったら?
 力は接点の周辺に逃げる前に接点の部分だけが運動しはじめます。結果、その部分だけがまるで液体になったように見えます。これが塑性流動という現象です。この現象が起きる領域では、靭性が働かないのです。

 現在のAPSFDS等の超高速徹甲弾はこの塑性流動を起こして装甲を貫通することを意図して開発されています。

 あなたが言っている現象はこの塑性流動が起きないような低速での衝突でのみ通じる話です。
引用なし
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運動量の保存
 兼務  - 17/1/14(土) 17:53 -
  
>  「硬さ」のない水等の液体であっても、水面に極端に速い速度で物体がぶつかると、その物体は破壊されますよね?

一概には言えないと思います。

物体(固体)の破断する応力の大小で変わると思います。

泥団子なのか、パチンコ玉か。

>  通常であれば水は物体が衝突すれば、その部分の水が飛び散って物体を避けますが、

物体に押されるから、水が運動を始めるのです。

>物体の速度が水が飛び散るより速度よりも速ければ、水がよけてくれない

物体から水に伝わる運動量によって、水が静止状態から加速されて運動を始め、飛び散っていくのです。

飛び散るのは、水の粘性係数と、表面生成エネルギーが小さいためです。

水の飛び散る速度は、物体から水に伝わる運動量で決まります。

飛び散らない水も、物体に押されて運動を始め、波をつくったりします。

「よけてくれない」水は、閉鎖系なら存在しないと思います。

水の圧縮率は極めて小さいからです。
引用なし
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Re:運動量の保存
 おうる  - 17/1/14(土) 19:32 -
  
> >  「硬さ」のない水等の液体であっても、水面に極端に速い速度で物体がぶつかると、その物体は破壊されますよね?
>
> 一概には言えないと思います。
>
> 物体(固体)の破断する応力の大小で変わると思います。
>
> 泥団子なのか、パチンコ玉か。
>
> >  通常であれば水は物体が衝突すれば、その部分の水が飛び散って物体を避けますが、
>
> 物体に押されるから、水が運動を始めるのです。
>
> >物体の速度が水が飛び散るより速度よりも速ければ、水がよけてくれない
>
> 物体から水に伝わる運動量によって、水が静止状態から加速されて運動を始め、飛び散っていくのです。
>
> 飛び散るのは、水の粘性係数と、表面生成エネルギーが小さいためです。
>
> 水の飛び散る速度は、物体から水に伝わる運動量で決まります。
>
> 飛び散らない水も、物体に押されて運動を始め、波をつくったりします。
>
> 「よけてくれない」水は、閉鎖系なら存在しないと思います。
>
> 水の圧縮率は極めて小さいからです。


 足らない知識で脊髄反射のように反論する暇があるなら、「塑性流動」について調べてみてください。

 なるべく理解しやすいように例え話をしてみましたが、理解する気がない人を相手にしていると誠意が無駄になります。
引用なし
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