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    |  | > 一般に、戦艦は建造国の軍備計画及び運用ドクトリンの中で何らかの役割を与えられて性能用目が決定されるものであり、また、その性能用目は建造国の港湾事情やドックのサイズ、建造予算などの制約を受けるものです。これらを具体的にしないとその戦艦の姿も具体的なものにはならないのではないでしょうか。
 
 それはその通りなのですが、一種の思考実験として考えることはできないものでしょうか?
 例えば、大和型の機関を、高温高圧ボイラー(アイオワ型やサウスダコタ型に搭載されたような)に変えるだけでも、多少の速度増加は見込めるはずです。
 
 そこから手を加えて行く、例えば船体形状をさらに洗練できないのか、武装を強化できないのかという形で突き詰めていけば、到達点はどこだろうというのがこの質問の狙いでした。
 
 「魚雷は〜」番外編2のヴァンガードの項でSUDOさんが言っている通り、大和は外洋で敵艦を追跡する任務には向いていません。『果たして、あれ以上の性能バランスは』大和に与えられないのか?もっと強力で、もっと速くて、それがどんな天候でも発揮できる。
 
 そんな戦艦は作れないのでしょうか?
 
 ヴァンガードは一つの形だとSUDOさんは言っておられます。
 しかし、ヴァンガードはやはり『良くできた38サンチ砲艦』です。
 それを46サンチ砲艦に、そしてそれ以上に…
 
 そういう思考実験をも否定なさいますか?
 
 > なお、Wikipediaの記述(一応出典あり)なので多少アレですが、80cm砲搭載戦艦については、一応H45(80cm砲8門搭載・64万トン)としてドイツで非公式計画案は存在するようです。しかしながら、私にはこのような戦艦が現実に建造できるとはとても思えません。
 
 80サンチ砲を装備し、対80サンチ砲防御を備え、十分な速度を持った戦艦はできないと、私も思います。もっと早い段階で限界が訪れそうな気が致します。
 
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