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> 青江さんの改良案が成立するとすれば、金星はこの程度の排気量であれば栄程度の大きさにまとめられるはずなのに肥大化しただめエンジンで、栄は同 じ程度の大きさでボア150ミリ=排気量37Lを狙えたのに28Lしかないだめエンジンで、火星は栄にくらべ機構(何処の?)面で遅れただめエン ジン、ということになりますね。
何度も繰り返しますが繰言です。だが、厳然と数字とその他の状況証拠の示す一面の事実なんです。
時系列等を無視した点も多々あります。
金星とツインワスプは、直径が2mmしか違いません。
しかし、ツインワスプは146x152のシリンダを持つエンジンで1200PSを発生します。
金星は、4回の大改良と多くの小改良で信頼性とパワーを得て、6回目の大改良で、1500PSまで発展した名エンジンです。
栄は、開発時に金星のシリンダを持ってきて後を独自開発にするか、ライセンスし生産していた、
信頼性の高いダグラス搭載のエンジンのシリンダで開発するかの選択も出来たのです。
完全独自開発と独自の開発方針は、素晴しいのですが、その素晴しさが時代に追いつかなかったのです。
火星は、金星の機構を改良して設計されていますが、当時の最新のものにどうしても一歩譲ります。
同時に開発されていた、ハ42が同じ機構とシリンダを18気筒化したものですが、そのままでは改良できず、機構を大幅に回想しなければ名が無かったのが証拠です。
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