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> > ■大本営零戦
> > 陸海軍がばらばらでは困るから、大本営が創設されたのだから、スーパーマンが
> > いて、「陸海共用機をつくればいい」と仕切る。
> > 「最高戦争指導会議」のような機会に。
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> > ▲欠点
> > ・大本営は陸軍部と海軍部に分かれていがみあっている。
> > ・スーパーマンがいない。
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> 陸海軍の矛盾する要求を同時に実現しようとして F-111 みたいなデクノボウが出来てしまうとか、出来た試作機に陸海軍の両方から文句が付いて改設計しているうちに結局ほとんど別機になってしまう、というのも「ありそうなオチ」ですね。
基本型がまったく同じで、別機というのが、落としどころとしてはベストでは?
生産効率も完全別よりは良いので
> > ■メーカー提案型零戦
> > メーカーは、陸海軍どちらから受注してもよい。
> > 利潤があればよい。
> > そこでスーパー営業マンが陸海軍首脳をたずねて、
> > 「我々はこのようなすばらしい戦闘機を開発できる。
> > だから、陸軍(海軍)さん、開発費をちょっと負担してみませんか」
> > ともちかける。
> > 陸海軍りょうほうで予算を出して、共用できる機体ができる。
> >
> > ▲欠点
> > ・陸軍と海軍で、要求する性能が違う。
> > ・リスクが大きすぎるので、陸軍も海軍もメーカーもためらってしまう。
> > ・スーパー営業マンがいない。
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> グラマン F7F がこれに近いパターンで、元は海軍から出された大型艦戦要求仕様を受けて提案されたものですが、同じ機体を XP-65 として陸軍にも売り込んでいますね。ただし開発途上で陸海軍の要求を満たすことが困難だと判明し、陸軍仕様の XP-65 はキャンセルされていますが。
明治の頃は、元老が調整してました。
基本原則だけでも決めさせ実行させる仕組み自体が無かったんですね。
基本は同じだが、実質別これが、必要だったと思います。
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