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> 人材、マンパワー的な問題の解決だけじゃないかな?
ささきさんは、陸海軍が、各個にリソースを運用する仕組みが、すでにあったのだから、日本空軍を創立しても、混乱を招くばかりだ、その例として搭載機銃をとりあげていらっしゃるのではないかと思います。
青江さんは、搭載機銃はそれほどクリティカルな問題ではない、というご意見でしょうか。
そこで、「大本営零戦」 または 「メーカー提案型零戦」を考えてみました。
■大本営零戦
陸海軍がばらばらでは困るから、大本営が創設されたのだから、スーパーマンが
いて、「陸海共用機をつくればいい」と仕切る。
「最高戦争指導会議」のような機会に。
▲欠点
・大本営は陸軍部と海軍部に分かれていがみあっている。
・スーパーマンがいない。
東条英機は、陸海軍の対立に悲憤慷慨していて、ガダルカナル米軍来襲に激怒し、統一的な指導を行うべく全権を掌握しようとして挫折した、という好意的な見方もできますね。
■メーカー提案型零戦
メーカーは、陸海軍どちらから受注してもよい。
利潤があればよい。
そこでスーパー営業マンが陸海軍首脳をたずねて、
「我々はこのようなすばらしい戦闘機を開発できる。
だから、陸軍(海軍)さん、開発費をちょっと負担してみませんか」
ともちかける。
陸海軍りょうほうで予算を出して、共用できる機体ができる。
▲欠点
・陸軍と海軍で、要求する性能が違う。
・リスクが大きすぎるので、陸軍も海軍もメーカーもためらってしまう。
・スーパー営業マンがいない。
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