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> 対米戦となれば、ほぼ確実に負けることを海軍は知っていたと言われる。
> しかし、今さら「できない」とは天皇と国民の前で言えなかった。
> (中略)
> 米国と対戦して勝てる見込みなどまったくなかった。
> 狂気の沙汰だった。
> 職業軍人とは一種の畸形ではないか。
軍隊はお役所であり、職業軍人は役人です。そして国家意思決定機関から下例された命令には自他の生命を省みずに従うのが軍人です。それを奇形と呼ぶなら奇形なのでしょう。
戦前日本にはその「国家意思決定機関」すなわち内閣に多くの職業軍人が参画していたという事実もありますが、ならばその軍人たちはどのようにして政権に入り込んだのでしょう?武力に訴えて政権を奪取したわけではありません。2.26事件も5.15事件も制圧され責任者は処罰されました。
いわゆるタカ派軍人が「欧米何するものぞ」と鼻息の荒い論調で日本を戦争へ導いたことは否定しませんが、その背後で「そうだそうだ」「やっちまえ」と調子を合わせていたのは日本国民そのものであり、戦後はすべて「軍部」が悪かったことにして「自分達も被害者だった」と言い逃れている節は感じませんか?私はそう感じています。ゆえに、対米戦争の責任を「職業軍人」に問おうとするじゃまさんの主張には論理の飛躍を感じます。
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