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万犬虚に吼えた?高高度戦闘機 じゃま 13/1/1(火) 16:27

都合の悪い現実に目をつぶる米陸軍航空隊 ささき 13/1/6(日) 9:36

都合の悪い現実に目をつぶる米陸軍航空隊
 ささき  - 13/1/6(日) 9:36 -
  
> 世傑P-39も持っているのでだいたいの流れは把握していましたが、詳細ありがとうございました。
> NACA推奨によるターボ撤去は「軽量化のため」とされていましたが、ターボ搭載していても効率が低く配置に無理があったと判断されたのですね。
> 高高度迎撃機としてはP-38が大本命でP-39は単発での大火力が魅力だったので現状での高高度性能は不足ながらも採用された、と理解しております。

前述の著書でも「なぜターボが外されたのか」「なぜ性能劣化したXP-39Bが採用されたのか」についてさまざまな資料・証言から解明を試みていますが、別のスレッドでBUNさんが挙げられていた「急拡大する航空隊の規模に生産能力がついてゆかない」「一社でも多く、一機種でも多く新鋭機の量産を開始しなければならない」というプレッシャーがあったようです。
それゆえに、私はXP-39が400mphを達成していたらエンジン2基というリソースを食うP-38は不採用になったのではないかと勘ぐったのですが、現実にはエンジンだけが隘路なのではなく機体生産施設も機銃照準器といった装備品もことごとく生産拡大の真っ最中で、「双発より単発のほうが生産機数が稼げるからP-38は不採用にしよう」というような状況ではなかったようです。
急拡大する米陸軍航空隊の需要を満たすため、P-38は双発ゆえの高価さという欠点に、P-39はターボを外して劣化した高空高速性能という欠点に目をつぶるかたちで量産が急がれたような印象を受けます。
引用なし
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