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> > 仮にその「スキ」ができたとき高空側にいたのが水平爆撃隊だったら、空母三隻が立て続けに飛行甲板に命中弾を受けて戦力喪失するという事態になっていたか?という話だと思いますが。
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> わかりました。
> 実はミッドウェーの南雲艦隊はB-17の爆撃を受けていて、ただ外れたのであまり有名でないそうですね。
別のところでSUDOさんが書かれていますが、「当たらなければ落とし続ければ良い」わけです。つまり爆撃機が反復攻撃可能、ないしは大編隊で行動し、相手に迎撃能力がなければいつかはやられてしまいます。結果的に「当たらなかった」ミッドウエーでのB-17に日本海軍が衝撃を受けたのは、6000mの高々度を飛ぶB-17に零戦も高角砲も有効な迎撃を行えなかったからです。
> あと、ダンピールの輸送船はB-17の爆弾がよく命中していたという説があるらしい。A-20も参加していたので、どちらの爆弾かよくわからないそうですが。
ミッドウエーで日本空母を攻撃したのはヨークタウン、エンタープライズから出撃したSBD合計約40機ですが、同じ機数のTBDやTBFが水平爆撃を行っていたら、赤城・加賀・蒼龍の三隻すべてが致命的被弾を受けることになっていたか?というのが質問の趣旨なのですが。
起きなかったifの可能性を定量的に検証することは難しいですが(可能性はゼロではないのですし)、高性能なノルデン照準器を備え、一機あたり複数発の大型爆弾を搭載し、ターボ過給によって戦闘機や高角砲の妨害を受けにくい高々度から一方的な攻撃を行ったB-17(14機)が命中弾を与えられなかったのに、日本側の上空防御に開いた一瞬の「スキ」を突いての艦攻隊が、同等ないしやや少ない投弾数で空母三隻に命中弾を与えることができた可能性は、同数の急降下爆撃機(=史実)にくらべはるかに低いと私には思えるのですが。
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