展示機の経緯(キ-27)


平成8年9月10日博多湾雁ノ巣鼻から南東約600m、水深3mの海底で発見、 引き上げられ、旧陸軍97式戦闘機(キ-27)と判明しました。

操縦席にあった箸箱から搭乗者は鳥取県淀江町出身の渡部利廣陸軍少尉と分かりました。

沖縄戦への特攻出撃を命じられ、旧満州公主嶺から鹿児島知覧飛行場に 向かう途中、雁ノ巣沖に不時着。その後 別の97式戦闘機で出撃、戦死されました。


この機体発見後、九州各地の戦争資料館を展示する施設から引き取りの希望が あったが、かつての東洋一の飛行場のあった太刀洗飛行場ゆかりの地、 甘木市、三輪町、大刀洗町の1市2町で復元、太刀洗平和記念館で 保存、展示されました。

海底にあった雰囲気をこわさないように丁寧に復元されていて 本物の機体がもつ迫力を感じさせます

復元の全過程も公表許可をいただきましたので編集が終わりしだい公開いたします


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